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インスタント・リプレー・システムが今年度のUSオープンから本格導入されることが6日明らかになった。
これまでテスト的に一部導入されたことはあったが、今回のように全面的に導入されるのはグランドスラム大会として初となる。また3月22日からフロリダで開催されるナスダック100オープンでもテスト導入される予定で、テニスにも新たな時代の波が来ているといえそうだ。
全米テニス協会のカンタリアン氏は、新システム導入について「人間の目で150マイル(240キロ)を越えるボールの判定を行うことは不可能。」と、導入は不可避であるとコメントしている。
インスタント・リプレー・システムでは、選手は各セット2回まで審判の判定に対し異議(チャレンジ)を申し立てることが出来(タイブレークの際には新たに1度のチャレンジ権が与えられる)、審判は選手から異議(チャレンジ)が申し立てられたらすぐに大会委員に確認したうえで、コンピューター解析を行い、その結果を選手らとシェアすることになる。コンピューター解析の結果は、試合会場の大型スクリーンにも映し出されるという。
新システム導入についてJ・ブレーク(アメリカ)は「新しいものを導入しようとする試みは大いに賛成だよ。ただ解析結果が正確、かつ瞬時にでるのであればという条件付きではあるけれどね。」と語り、導入には概ね賛同している様子だ。
他のグランドスラム大会での導入はというと、まず全仏オープンではボールマークがサーフェースに残るため、導入の必要はないと判断しており、ウィンブルドンにいたっては将来的にも導入予定は無いという。全豪オープンは来年度からの導入を既に検討し始めており、USオープンでの導入結果を注視する予定だという。
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