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(フランス、マルセイユ)
昨年10月に痛めた足の怪我のためツアー離脱を余儀なくされ、年末のマスターズ・カップや全豪オープンをも欠場していたR・ナダル(スペイン)がようやくコートに戻ってきた。今週マルセイユで開催されるオープン13(賞金総額60万7千592ドル)では第1シードとして出場する。
19歳のナダルは、昨年は初のグランドスラム・タイトルとなった全仏オープンでの優勝を含む11大会で優勝を上げ、これまでの10代選手の優勝記録を塗り替える大活躍をしていた。しかし、シーズン終盤のマドリッド・マスター大会で足に怪我を負い、その回復が遅れていた。今大会で復帰を図るナダルは、火曜日にO・ロクス(ベルギー)と1回戦を行う。
日曜日に行われた会見でナダルは、「ツアーから離れて大分経つから、試合を重ねながらリズムを取り戻して元の調子に近づけられたらと思っているよ。」と、大会へ臨む心境を語っていた。
第2シードで出場するのはI・リュビチッチ(クロアチア)で、P・スリチャパン(タイ)と1回戦を戦う。
昨シーズンはキャリア・ベストとなるランキング5位でシーズンを終え、今シーズンもすでにチェンナイ(インド)とザグレブ(クロアチア)の2大会で優勝を上げ、全豪オープンでも準々決勝で、決勝へ進出したM・バグダティス(キプロス)にフルセットの接戦で敗れるなど、これまでの成績を15勝1敗と依然好調を続けている。先週末には、デビス・カップの1回戦が行われ、プレーヤー兼コーチとしてクロアチア・チームを率いてオーストリアを3勝2敗で下し、連覇へ向けて準々決勝進出を決めたばかりだった。
リュビチッチは昨年の今大会では準優勝している。昨年優勝したJ・ヨハンソン(スウェーデン)は今週はカリフォルニアでのSAPオープンに出場のため、今大会にはエントリーしていない。
初日の月曜日は3試合が行われた。シード勢で登場したのは、第7シードのR・シュティエパネック(チェコ共和国)で同胞のT・ベルディフ(チェコ共和国)を7-5, 6-4で下している。
イギリスのベテラン、T・ヘンマン(英国)もこの日A・シドレンコ(フランス)と対戦するはずだったが、腰痛に悩まされ棄権を強いられてしまった。
「100%の状態で戦えないと感じたんだ。こんな状態でコートに立ちたくなかった。来週のロッテルダムでは元気な姿を見せられるように頑張るよ。大会が始まる直前での棄権は長い選手生活でもたった2度目なんだけど、1回目も実はマルセイユだった。」と、ヘンマンは多少因縁めいた発言をしていた。
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