錦織圭「辞めるに辞められない」

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錦織圭
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男子テニスのムバダラ DC オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、ATP500)は日本時間30日(現地29日)、シングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク721位の錦織圭は同24位のR・ホダル(スペイン)に3-6, 2-6のストレートで敗れ2回戦敗退となり、ベスト8進出とはならなかった。完敗となった錦織だが、試合後の会見では一定の手応えも口にした。

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36歳で元世界ランク4位の錦織が同大会に出場するのは5年ぶり9度目。2015年には優勝を飾っている。

今大会は1回戦でプロテクトランキング(負傷などで長期離脱をした選手への救済措置)で出場した世界ランク270位のシャン・ジュンチェン(中国)を破り2回戦に駒を進めた。

19歳で今季急成長中の新鋭ホダルとの注目の一戦となった2回戦、錦織は32本のアンフォーストエラーを犯し相手に3度のブレークを許すと、リターンゲームでは3度ブレークポイントを握ったがいずれも活かせず、1時間9分で力尽きた。

試合後の会見で錦織は2回戦を振り返るとともに、一定の手応えも口にした。

「強がりに聞こえるかもしれないですけど、確かに(ホダルの)ボールは速いし、たぶん彼がもうちょっと調子が良かったら展開ももっと速いんだろうと思います。でも、去年とか、今まで感じたようなめちゃくちゃ速くてずっとディフェンスに回るみたいなことはなかったです」

「そもそもびっくりするぐらいボールが入らなくて、復帰したての典型的な練習では入るけど、試合ではフィーリングが違うっていうのがきました。1試合目はわりかし良かったですけど、今日は本当にびっくりするぐらいなにも入る気がしませんでした」

「もうちょっと自分が落ち着いてプレーできていたら良かったと思います。やっぱり相手も強いということで、自分の中で彼以上の大きな存在にしてしまったというか、ちょっと自分も焦ってどんどん攻めないといけないなっていうのが多分どこかであったので、それでミスがどんどん出てきちゃったのかなと思います」

「これが(現役)最後の試合だったらって試合が終わった瞬間に考えたんですけど、これだったら辞めるに辞められないなとすごい思いました。この終わり方したらちょっとテニス嫌いになるかもしれないみたいな。もうちょっと(レベルを)上げたいですね」

「やっぱり上の選手、トップ50、30くらいの選手とまた試合したいです。あの球に慣れないと、やっぱり100位くらいの選手とやっていてもボールの質が違うと思うので(中略)またこういう選手と戦えるようにしたいです」

一方、勝利したホダルは準々決勝で第4シードのL・ムセッティ(イタリア)と対戦する。ムセッティは2回戦で予選勝者で世界ランク105位のA・ブキッチ(オーストラリア)を下しての勝ち上がり。


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(2026年7月30日18時17分)
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