錦織 復帰の難しさ語る「気持ちが…」

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錦織圭
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男子テニスで世界ランク158位の錦織圭は20日、現在出場中の横浜慶應チャレンジャー国際テニストーナメント 2025 supported by 三田興産(日本/横浜、ハード、ATPチャレンジャー)の会見に登場。負傷から復帰するにあたり「乗り越えられる気持ちが残っているかなというのはすごく考えました」と語った。

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35歳の錦織は5月のゴーネット・ジュネーブ・オープン(スイス/ジュネーブ、レッドクレー、ATP250)で2回戦を途中棄権して以降欠場が続いていたが、8月のシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)で約3ヵ月ぶりに実戦に復帰。

しかし、同大会で初戦敗退となると、その後は腰の負傷などが影響し再び欠場が続いていた。

その錦織は初出場となる今大会で約3ヵ月ぶりに実戦に復帰。

第1シードとして出場している今大会では1回戦で予選勝者で世界ランク793位の市川泰誠を下すと、この日行われた2回戦で同374位のシン・サンフイ(韓国)を6-4, 6-1のストレートで下しベスト8進出を果たした。

試合後、会見に登場した錦織は復帰の難しさを口にした。

「(復帰に)年々時間がかかるようになっているなっていうのは感じます。それをシンシナティの時に一番痛感して、あのときは練習もまあまあできていて調子も悪くないかなと思いながら入った試合だったんですけど、絶望的に悪かったので、正直結構色々考えました」

「またゼロからやる気持ちの準備が自分には今あるのかというところで、本当にまたゼロに戻ったなっていう感じだったので、ここからまた半年、1年かけて調子を戻すっていうのが、この過程を乗り越えられる気持ちが残っているかなというのはすごく考えました。正直今もそれは心のどこかにはあるんですけど、このやりたいっていう気持ちと、自分と対話しながら常にやっています」

「自分がフェデラーみたいにすぐ戻ってきて、すぐ結果を出してっていう天才型じゃないんだなっていうのにショックを受けるときもありますけど、本当に2、3ヵ月とかではたぶん戻ってこられなくなったなっていうのは感じます」

「正直身体は辛いは辛いです。でも毎日練習とかジムに行くのは結構楽しくやっているので、まだ重症ではないというか、そこをまだ楽しんでいる部分では、まだ大丈夫だなとは思っていますけど、そこに行くのが辛くなってくると怖いなっていうのはあります」

錦織は準々決勝で第8シードの内田海智と対戦する。内田は2回戦で予選勝者で世界ランク902位の田口涼太郎を下しての勝ち上がり。


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(2025年11月20日16時54分)
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