男子テニスのボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)は15日、シングルス決勝が行われ、第1シードのA・ズベレフ(ドイツ)は第2シードのT・フリッツ(アメリカ)に3-6, 6-7 (0-7)のストレートで敗れ、芝コートで初のツアータイトル獲得とはならず準優勝となった。これでフリッツに5連敗となったズべレフは試合後、「2、3年くらい君の顔は見たくない」と冗談混じりに語った。
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28歳で世界ランク3位のズベレフは、母国開催の今大会で順調に勝ち上がり決勝へ進出。決勝では、27歳で世界ランク7位のフリッツとの顔合わせとなった。
この試合の第1セットでズべレフは第8ゲームでブレークを奪われ先行を許す。第2セットでは第3ゲーム途中に雨天による中断があったが、再開後も両者ともに集中力を切らさずキープを続け、勝負はタイブレークにもつれ込んだ。しかし、このタイブレークでズべレフはポイントを奪うことができず、1時間25分で敗れた。
これでフリッツとの対戦成績は5勝8敗となり、直近の対戦では5連敗となったズべレフはオンコートインタビューで「テイラー(フリッツ)、もう本当にうんざりだよ。 2、3年くらい君の顔は見たくないね。ドイツにも来ないでくれると助かるよ」と冗談混じりに語った。
一方、勝利したフリッツは昨年6月のロスシー国際(イギリス/イーストボーン、芝、ATP250)以来、ツアー大会で約1年ぶり9度目のタイトルを獲得した。
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