ジョコ 五輪史上初 4度目の4強

ゲッティイメージズ
勝利したジョコビッチ
画像提供:ゲッティイメージズ

パリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)は日本時間2日(現地1日)、テニスの男子シングルス準々決勝が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第8シードのS・チチパス(ギリシャ)を6-3, 7-6 (7-3)のストレートで破り、史上初となるオリンピック4度目のベスト4進出を果たした。

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37歳で世界ランク2位のジョコビッチはこれまでのキャリアで、四大大会やATPマスターズ1000といったビッグタイトルを総なめにしてきたが、オリンピックでの金メダルのみ唯一手にできていない。

ジョコビッチがオリンピックに出場するのは5大会連続5度目で、最高成績は2008年の北京オリンピック(中国/北京、ハード)での銅メダルとなっており、今大会では悲願の金メダルを狙っている。

今大会は1回戦でM・エブデン(オーストラリア)、2回戦で元世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)、3回戦で世界ランク70位のD・ケプファー(ドイツ)を下し8強入りした。

世界ランク11位のチチパスとの顔合わせとなった準々決勝の第1セット、ジョコビッチは第4ゲームでブレークポイントを握ると鋭いフォアハンドを打ち込み先にブレークに成功する。サービスゲームではチチパスに1度もブレークポイントを与えずキープを続け先行する。

しかし第2セット、6月に手術を行った右膝をしきりに気にし始めたジョコビッチ。コートチェンジ間には薬を飲むなどの処置を行うも、ジョコビッチは明らかにミスが増えチチパスに開始から4ゲームを連取される。それでも、徐々に元の動きを見せ始めたジョコビッチは3度のセットポイントをしのぎ2度のブレークバックに成功。最後はタイブレークを制し、何とかストレートで勝利を決めた。

悲願の金メダルまであと2勝に迫ったジョコビッチは、準決勝で第11シードのL・ムセッティ(イタリア)と対戦する。ムセッティは準々決勝ので第3シードのA・ズベレフ(ドイツ)を下しての勝ち上がり。


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(2024年8月2日4時25分)
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