ダニエル太郎、敗退も「ポジティブ」

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敗れたダニエル太郎
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は26日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク80位のダニエル太郎は第6シードのA・ルブレフに2-6, 7-6 (7-3), 3-6, 5-7の3時間11分に及ぶ激闘の末に敗れ初戦敗退となった。ダニエルは試合後「とてもポジティブな試合だったと思います」と語った。

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31歳のダニエルが同大会に出場するのは4年連続8度目。最高成績は2016年と2017年と2023年の初戦突破となっている。

世界ランク6位のルブレフとの顔合わせとなった1回戦の第1セット、第6ゲームでブレークポイントを握られたダニエルはルブレフにバックハンドのウィナーを決められブレークを許す。さらにダニエルは第8ゲームでもブレークを奪われ先行される。

第2セット、このセットは両者キープを続けタイブレークに突入。タイブレークではダニエルが2度のミニブレークを奪い1セットオールに追いつく。

しかし、第3セットと第4セットでダニエルはルブレフからブレークを奪うことができず。自身は第3セットで2度、第4セットで1度のブレークを許し3時間11分で力尽きた。

試合後の会見でダニエルは試合を振り返った。

「負けたとはいえ、とてもポジティブな試合だったと思います。トップ選手に対して素晴らしい戦いでしたし、ここ数週間取り組んできたことから多くの収穫がありました」

「なので胸を張ってこの(クレー)シーズンを去ります。ポイントや勝利という点では良かったとは言えませんが、でもそれが人生というものです」

「今日は何度かチャンスがあったし、いい選手に対してとても近くまで迫ることができました。今後数ヵ月間が楽しみになるような励みになることががいくつかありました。なのでそれが今のところの収穫です」

勝利したルブレフは2回戦で世界ランク48位のP・マルティネス(スペイン)と同109位のT・ティランテ(アルゼンチン)の勝者と対戦する。

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