物議醸すルール「通達あった」

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会見に臨んだキャロライン・ガルシア
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスで世界ランク6位のM・サッカリ(ギリシャ)と同10位のC・ガルシア(フランス)は27日、東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2023(日本/東京、ハード、WTA500)の試合前会見に登場。会見ではSNSで賛否の声が上がっている「パフォーマンスバイ」制度について質問を受け答えた。

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前週行われたグアダラハラ・オープン・アクロン(メキシコ/グアダラハラ、ハード、WTA1000)で優勝したサッカリと4強入りしたガルシアにパフォーマンスバイが適用。メキシコから日本への移動距離を考慮し、東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2023に第4シードで出場するサッカリに加え第5シードのガルシアも1回戦免除となった。

このルールにより第3シードとして出場したE・ルバキナ(カザフスタン)は1回戦免除とならず。ドロー公開の翌日となる24日にはインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)を更新し「土壇場でルールを変更してくれてありがとう。いつもWTAの素晴らしい決断に感謝しているわ」と皮肉なコメントを残していた。

そして今回、パフォーマンスバイが適用された2選手が会見に登場し次のように言及した。

サッカリ「これは決して新しいルールではなくて、もう14年くらいはルールとして成立しているものだと思いますし実際にそうだった。ただ、コロナ禍があったことで、このルールが一時期取り除かれていた。でも、過去には北京でもこのパフォーマンスバイが採用されたこともあった。私たちは既に5カ月前くらいから今大会、メキシコから東京への移動があることでパフォーマンスバイがあることは知らされていた。また、東京から北京へ向かう場合にも同様にパフォーマンスバイが適用されている」

ガルシア「メキシコから日本は本当に長い長い移動距離があって、時差を考えると2日間失ってしまうことになる。その中で自分たちがプレーを続けなければいけないので、このルールは必要になると思う。過去には北京や武漢でも採用されたこともあった。今大会でパフォーマンスバイがあることは前もって通達されていたし、これは自分たちのリズムを保つために大切なことだと思う」

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(2023年9月27日15時40分)
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