昨年準Vルード 6年連続初戦突破

ゲッティイメージズ
キャスパー・ルード
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は30日、男子シングルス1回戦が行われ、第4シードのC・ルード(ノルウェー)が世界ランク155位のE・イメル(スウェーデン)を6-4, 6-3, 6-2のストレート破り、6年連続6度目の初戦突破を果たした。

>>ジョコビッチ、アルカラスら全仏OP組み合わせ<<

昨年の全仏オープンで準優勝を飾った24歳のルードは、今月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)とジュネーブ・オープン(スイス/ジュネーヴ、レッドクレー、ATP250)でベスト4に進出し今大会を迎えている。

この試合、ルードは28本のウイナーを決めるなどリターンゲームで8度のブレークに成功し、2時間7分で勝利した。

試合後の会見でルードは「すごくいい気分だった。戻ってこれてよかった。もちろん、緊張もあったよ。何日もここで練習して、トーナメントを盛り上げたいんだ。 だから、いつも少し緊張するんだ」

「しかし僕はストレートで切り抜けた。ちょうど、自分が望むようなスタートすることができた。そしてどんどん調子が良くなって、最後はブレークで試合を終えた。とてもうれしいよ。仲の良い友人と対戦するのは簡単なことではないよ。その難関を乗り越えてよかった」

また、ボールの質に対する批判についてルードは「面白いのはハードコートではいつも議論がある。コートがどうなっているか、遅いか、速いか、ボールはどれくらい持つのか。僕はハードコートでは週ごとに違いを感じる」とコメント。

「クレーはクレーで、標高の高いところでプレーするのでなければ、それほど大きな差はないように思う。マドリッドはいつも少し速い。でも、今年は本当に遅いんだ。確実に言えるのは去年とは違うし、クレーコートでのボールの違いもある」

「とても毛深くなるんだ。これはあくまで僕の見解だ。それが悪いとか良いとか言うつもりはないけど、数ゲームすると本当に遅くなり、毛むくじゃらになる」

「本当に違うよ。僕たちプレーヤーにさまざまな課題をもたらしてくれるので、今年のボールは去年と違うんだ。僕もその違いを実感している」

2回戦では予選で勝ち上がった世界ランク129位のG・ゼッピエリ(イタリア)と対戦する。ゼッピエリは1回戦で同51位のA・ブブリク(カザフスタン)を6-0, 4-6, 4-6, 6-3, 7-5のフルセットで下しての勝ち上がり。

同日には第6シードのA・ズベレフ(ドイツ)、第9シードのT・フリッツ(アメリカ)、第27シードの西岡良仁らが初戦突破したものの、第2シードのD・メドベージェフが1回戦で敗れる波乱が起きた。

[PR]5/28(日)~6/11(日)全仏オープンテニス WOWOWで連日生放送!
WOWOWオンデマンドでは大会第1日~第3日を無料配信!


■放送&配信スケジュールはこちら>





■関連ニュース

・ズベレフ6年ぶりにTOP20陥落
・世界2位メド 予選勝者に敗退の波乱
・「相手関係なく圧倒したい」

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング

(2023年5月31日6時08分)
その他のニュース
もっと見る(+5件)