男子テニスの国別対抗戦デビスカップ BY RAKUTEN 2023 ワールドグループ１のプレーオフ（ギリシャ/アテネ、室内ハード）「ギリシャvsエクアドル」は５日、第２日が行われ、第２試合のシングルスで世界ランク３位のＳ・チチパス（ギリシャ）が同５６４位のＡ・アンドラーデ（エクアドル）を7-6 (7-1), 6-1のストレートで撃破。これによりギリシャは３勝１敗でワールドグループ１昇格を果たした。

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２４ヵ国が争うワールドグループ１・プレーオフ。この対戦で勝利した１２カ国はワールドグループ１に昇格する。初日となる４日にシングルス２試合、２日目の５日にはダブルス１試合とシングルス２試合が行われる。

４日に行われたシングルス２試合ではチチパスと世界ランク１５７８位のＡ・サノス（ギリシャ）が登場。チチパスは同７３１位のＡ・ギーエン・メサ（エクアドル）を、サノスはアンドラーデをいずれもストレートで下し、２連勝で初日を終えていた。

そして５日、第１試合のダブルスにはＡ・スコリラス（ギリシャ）/ Ｐ・チチパス（ギリシャ）（ギリシャ）組が出場したものの、Ｇ・エスコバル（エクアドル）/ Ｄ・イダルゴ（エクアドル）組に6-7 (4-7), 4-6のストレートで敗れた。

それでも第２試合でチチパスがアンドラーデをストレートで撃破。この日、チチパスはファーストサービスが入ったときに８２パーセントの確率でポイントを獲得。第１セットをタイブレークの末に制すと第２セットでは３度のブレークに成功し、１時間１７分で勝利した。

デビスカップの公式サイトはチチパスのコメントを掲載し「世界中の大きな舞台でプレーする機会があるけれど、こんなことはないね。数年後には、アテネの大きなスタジアムでプレーできるようにしたい」とコメント。

「ここでデビスカップの決勝を戦いたいよ。そうなれば、きっと忘れられないものになると信じている。僕たちは世界の強豪国の仲間入りをするチャンスがあるのだから、目標は予選を突破すること」

【ギリシャvsエクアドルの組み合わせ・結果】
■４日

第１試合：チチパス vs. ギーエン・メサ, 7-5, 6-2
第２試合：サノス vs. アンドラーデ, 7-6 (7-4), 6-4

■５日

第１試合：スコリラス/ Ｐ・チチパス vs. エスコバル/ イダルゴ, 6-7 (4-7), 4-6
第２試合：チチパス vs. アンドラーデ, 7-6 (7-1), 6-1
第３試合：サノス vs. ギーエン・メサ[中止]

ギリシャ代表とエクアドル代表のメンバーは以下の通り。

【ギリシャ代表】
Ｓ・チチパス
Ｐ・チチパス
サノス
スコリラス
Ｔ・アリストテレス（ギリシャ）
監督：Ｄ・チャトジノコラオウ（ギリシャ）

【エクアドル代表】
ギーエン・メサ
アンドラーデ
エスコバル
イダルゴ
Ｍ・ケイターノ・マルシュ（エクアドル）
監督：Ｒ・ヴィヴェル（エクアドル）