コキナキスがルブレフ撃破

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タナシ・コキナキス
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男子テニスのアデレード国際2(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)は11日、シングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している同大会の昨年覇者T・コキナキス(オーストラリア)が第1シードのA・ルブレフを6-4, 3-6, 6-3のフルセットで破り、ベスト8進出を決めた。

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コキナキスは昨年の同大会にワイルドカードで出場すると、そのチャンスを活かしてキャリア初優勝を飾った。

世界ランク110位のコキナキスと同6位のルブレフは今回が初顔合わせ。コキナキスは1回戦で同じくワイルドカードで出場した同113位のA・ポピリン(オーストラリア)を6-0, 6-7(5-7), 7-5のフルセットで破っての勝ち上がり。一方のルブレフは2回戦から登場した。

第1セット、ルブレフに1度もブレークポイントを与えずに先取したコキナキス。しかし第2セットでは、第4ゲームをラブゲームでブレークを許すと、挽回できず1セットオールとなる。

迎えたファイナルセット、コキナキスは第4ゲームでブレークを奪うと、ルブレフにブレークチャンスを与えず1時間57分でトップシードを破った。

試合後のコキナキスのコメントが男子プロテニス協会のATP公式サイトに掲載され、「このコートで最高の思い出ができたよ」と語った。

「(優勝した)昨年は信じられない気持ちだったんだ。子供の頃に夢見たことだし、こんな雰囲気の中で皆んなの前でプレーができるなんて、信じられないよ」

コキナキスは準々決勝で第6シードで世界ランク28位のM・キツマノビッチ(セルビア)と対戦する。

また同日には、第3シードのK・ハチャノフ、第4シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)、第7シードのA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)、世界ランク40位のJ・ドレイパー(イギリス)、予選勝者のM・イメル(スウェーデン)、ラッキールーザーのクォン・スンウ(韓国)が準々決勝進出を決めている。

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(2023年1月11日21時42分)
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