英国勢トップで臨むWB「誇り」

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シンチ・チャンピオンシップスのエヴァンス
画像提供:ゲッティイメージズ

28日に開幕するウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の公式サイトは26日、地元イギリス勢のナンバー1選手として出場する男子シングルス世界ランク26位のD・エヴァンス(イギリス)のインタビューを掲載した。自国選手にかかる期待やプレッシャーについて語っている。

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新型コロナウイルスの感染拡大のため2019年以来2年ぶりの開催となるウィンブルドン。イギリス勢では元世界ランク1位のA・マレー(イギリス)が君臨していたが、臀部の手術などにより現在は世界ランク119位となっている。

世界ランクトップ100では31歳のエヴァンスのほかに同34位のC・ノリー(イギリス)と同74位のK・エドモンド(イギリス)がいるが、地元からは同国ナンバー1であるエヴァンスへの期待がかけられている。

エヴァンスは2年ぶりとなったウィンブルドンについて「ここに戻ってこれたことで大きな誇りを感じている。大会期間である2週間、テレビでテニスが放送される。学校から帰ってくるとテレビでテニスが放送されていたことを思い出すよ。いつもテレビに映っていた。誰がプレーしているかはあまり気にしていなかったけど、背景には芝生が見えていたんだ」と語った。

「最初の目標はウィンブルドンに出場することだった。ここに来ると、自分がテニスを始めた頃の若さを思い出すことができる。ここに戻ってこられたことをうれしく思っているよ」

エヴァンスは今季、2月のマレー・リバー・オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、ATP250)でツアー初優勝を果たすと、4月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)ではH・フルカチュ(ポーランド)N・ジョコビッチ(セルビア)D・ゴファン(ベルギー)らを破りベスト4に進出した。世界ランクでは6月14日付の更新で自己最高の25位に到達するなど充実したシーズンを送っている。

ウィンブルドン1回戦では世界ランク90位のF・ロペス(スペイン)と対戦することが決まっているエヴァンス。エヴァンスは初戦について「最初が肝心なのは言うまでもない。本当に準備しなければいけないと思う。フェリシアーノ(ロペス)は厳しい対戦だけど、楽しみにしているよ」と話した。

最後には選手が大会期間中に過ごす「バブル」にも触れ、コンディションの整え方や生活の満足度を語った。

「(選手の過ごす)ホテルは素晴らしい仕事をしていると思う。とてもリラックスできているし楽しめている。とても大きなホテルで美味しいレストランもある。他の利用客はいないし、安全な空間だ。治療エリアも充実している。選手には快適な部屋が用意されているよ」

「もちろん、全てを揃えるのは大変な作業だったと思うけど、選手としての意見を言うとすれば新型コロナウイルスの検査などもスムーズに行われて順調だ」

今大会の第1シードはジョコビッチ、第2シードはD・メドベージェフ、第3シードはS・チチパス(ギリシャ)、第4シードはA・ズベレフ(ドイツ)、第5シードはA・ルブレフ、第6シーズンR・フェデラー(スイス)、第7シードはM・ベレッティーニ(イタリア)、第8シードはR・バウティスタ=アグ(スペイン)

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(2021年6月27日22時25分)
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