西岡良仁 実力者下し5ヵ月ぶり白星

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西岡良仁(ボス・オープン)
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのムバダラ・シティ・オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、ATP500)は日本時間22日(現地21日)、世界ランク89位の西岡良仁がプロテクトランキング(負傷などにより長期離脱した選手の救済措置)を使用して出場した同102位のJ・ブルックスビー(アメリカ)を6-4, 5-7, 6-1の激闘の末にフルセットで破り3年ぶり4度目の初戦突破を果たすとともに、ツアー大会で約5ヵ月ぶりとなる白星を挙げた。

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今シーズン、肩や腰の負傷に悩まされていた29歳の西岡は、1日に行われたウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では第19シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)に敗れ初戦敗退。2月のデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)1回戦で勝利したのを最後に、約5ヵ月間公式戦での白星から遠ざかっていた。

その西岡がムバダラ・シティ・オープンに出場するのは5年連続8度目。2022年には準優勝を飾っている。

1回戦は24歳のブルックスビーとの顔合わせに。ブルックスビーは現在世界ランク102位となっているものの、2022年には世界ランク33位を記録しており、4月のフェイズ・サロフィム&Co.米男子クレーコート選手権(アメリカ/ヒューストン、クレー、ATP250)では予選から勝ち上がり、第1シードのT・ポール(アメリカ)や第2シードのF・ティアフォー(アメリカ)ら強豪を破り優勝を飾った実力者だ。

1回戦の第1セット、西岡は第2ゲームでブレークを奪うも直後のサービスゲームでブレークバックを許す。それでも西岡は第10ゲームで再びブレークを果たし先行する。

しかし第2セット、西岡は第6ゲームをラブゲームでブレークし4-2とリードするも、その後2度のブレークを許しセットカウントは1-1となる。

そしてファイナルセット、西岡は1度ブレークを許したものの、自身は3度のブレークに成功。迎えたサービング・フォー・ザ・マッチをものにし勝利を収め、ツアー大会で約5ヵ月ぶりとなる白星を挙げた。

勝利した西岡は2回戦で第9シードのF・コボッリ(イタリア)と対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のため、コボッリはこれが初戦となる。


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(2025年7月22日8時52分)
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