男子テニスのスイス・インドア・バーゼル(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)は23日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク169位の
S・ワウリンカ(スイス)が同57位の
A・マナリノ(フランス)を6-3, 3-6, 7-5のフルセットで破り2年ぶり8度目の初戦突破を果たすとともに、同大会史上最年長勝利を記録した。
>>ダニエル 太郎vsペール 1ポイント速報<<>>岡村 恭香vsボールター 1ポイント速報<<>>内島 萌夏vsジェン 1ポイント速報<<39歳で元世界ランク3位のワウリンカが母国で開催されている同大会に出場するのは3年連続17度目。最高成績は2006年と2011年の4強となっている。同大会17度の出場は元世界ランク1位の
R・フェデラー(スイス)の19度の出場に次ぎ歴代2番目の記録となる。
36歳のマナリノとの顔合わせとなった1回戦の第1セット、ワウリンカはファーストサービス時に92パーセントの確率でポイントを獲得し相手のブレークを1度に抑えると、自身は2度のブレークを果たし先行する。
続く第2セットはマナリノに奪われ1セットオールに追いつかれたワウリンカだったが、ファイナルセットでは相手にブレークを与えず、リターンゲームでは終盤の第12ゲームでブレークに成功し、2時間1分の熱戦を制した。
同大会において39歳7ヵ月での勝利は、同大会で10度優勝を飾っているフェデラーの38歳2ヵ月や、元世界ランク1位の
J・コナーズ(アメリカ)の39歳1ヵ月といった記録を抜き大会史上最年長記録となった。
勝利したワウリンカは2回戦で第6シードの
B・シェルトン(アメリカ)と対戦する。シェルトンは1回戦で世界ランク36位の
T・M・エチェベリー(アルゼンチン)を下しての勝ち上がり。
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