女子テニスの35パレルモ・レディース・オープン(イタリア/パレルモ、レッドクレー、WTA250)は21日、シングルス決勝が行われ、昨年女王で第1シードの
ジェン・チンウェン(中国)が第2シードの
K・ムチョバ(チェコ)を6-4, 4-6, 6-2のフルセットで破り、今季初優勝を飾るとともに2連覇を達成した。
>>【動画】約3時間に及ぶ激闘制し、21歳ジェンが2連覇達成した瞬間<<>>西岡 良仁、シェルトンらアトランタOP組合せ<<21歳で世界ランク7位のジェンは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で四大大会初の準優勝。その後は2月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、WTA1000)、5月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)で8強入りしている。
そして今大会には2連覇をかけて臨むと1回戦で
S・エラーニ(イタリア)、2回戦で
P・マルティッチ(クロアチア)、準々決勝で第7シードの
J・クリスティアン(ルーマニア)、準決勝で第4シードの
D・パリー(フランス)を下し決勝に駒を進めた。
そして決勝戦の第1セット、ジェンは1ブレークダウンとなりゲームカウント3-4とリードを許す。それでも直後の第8ゲームから3ゲームを連取し先行する。しかし、第2セットでは先に2度のブレークを許すと1度しかブレークを返せず1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、ジェンはファーストサービスが入った時に75パーセントの確率でポイントを獲得。1度のブレークを許すもリターンゲームでは3度のブレークに成功し2時間49分の熱戦を制した。
女子テニス協会のWTAは「彼女は素晴らしい選手だと思うので本当に厳しい試合だった。彼女はボレーが本当に上手い。そして手強いドロップショットを打ってくる。浮き沈みが激しい試合だった。ファイナルセットではもっとアグレッシブにと努めたけど、それがうまくいってよかった」と語った。
ジェンは昨年の同大会と、昨年10月の鄭州オープン(中国/鄭州、ハード、WTA500)で優勝しており、ツアー通算3勝目となった。
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