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島袋将 3時間死闘の末に予選敗退

ダラスOPでの島袋将

画像提供：ゲッティイメージズ

男子テニスのデルレイビーチ・オープン（アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250）は１０日、シングルス予選１回戦が行われ、世界ランク１６５位の島袋将は第８シードのＮ・モレノ・デ・アルボラン（アメリカ）との３時間を超える死闘の末に6-7 (2-7), 7-6 (7-4), 6-7 (2-7)のフルセットで敗れ、初戦敗退となった。

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２６歳の島袋は先月、中国銀行・香港・テニスオープン（香港/香港、ハード、ATP250）、全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）と予選から出場するも１回戦で敗退。その後、バンコク・オープン3（タイ/ノンタブリー、ハード、ATPチャレンジャー）に出場し初戦突破を果たすも２回戦で敗れている。現在行われているダラス・オープン（アメリカ/ダラス、室内ハード、ATP250）では予選１回戦で敗退した。

予選から出場するのは今季４度目となった島袋は今大会の予選１回戦で世界ランク１５４位のモレノ・デ・アルボランと対戦。第１セット、互いにブレークを許さずサービスキープを続けタイブレークに突入。島袋は2-2の場面から５ポイントを連取され先行を許す。

続く第２セット、島袋は開始から２度のブレークに成功。第４ゲームで１度ブレークを返されるもゲームカウント5-4とリード。しかし、サービング・フォー・ザ・セットとなった第１０ゲーム、２度のセットポイントを活かせず、モレノ・デ・アルボランに４度目のブレークポイントをものにされ、またしてもタイブレークにもつれ込む。拮抗した展開となるも２度のミニブレークに成功した島袋が１セットオールに追いつく。

迎えたファイナルセット、１３本のアンフォーストエラーを犯した島袋は第３ゲームで４度、第５ゲームで１度のブレークポイントを握られるも凌ぎサービスキープ。しかし、リターンゲームではチャンスを掴めず、３度目のタイブレークへ。開始から４ポイント連取を許した島袋はミニブレークを返せず、２本目のマッチポイントをものにされ、３時間５分の死闘の末に力尽きた。

勝利したモレノ・デ・アルボランは予選決勝で第１シードのＦ・コボリ（イタリア）と対戦する。コボリは１回戦で世界ランク２３４位のＩ・マルチェンコ（ウクライナ）を6-4, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。

なお、今大会の予選には世界ランク１４２位の望月慎太郎が第５シードとして出場しており、１回戦ではワイルドカード（主催者推薦）で参戦する同７６６位のＳ・コズロフ（アメリカ）と顔を合わせる。

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