男子テニスで世界ランク155位の
島袋将が19日、自身のSNSを更新し大きな飛躍を遂げた今季の終了を報告した。
>>綿貫 陽介、清水 悠太ら横浜慶應CH組合せ<<26歳の島袋は今週行われた兵庫ノア・チャレンジャー(日本/兵庫、室内ハード、ATPチャレンジャー)に第5シードとして出場し、準々決勝で第2シードの
望月慎太郎、準決勝で第3シードの
L・ナルディ(イタリア)を破るなどし決勝に進出。
19日に行われた決勝では同172位のD・アジドゥコビッチ(クロアチア)に4-6, 2-6のストレートで敗れたものの、今シーズン最後の大会を準優勝で飾った。
試合後、島袋は自身のインスタグラムを更新し、今大会の準優勝と今シーズンの終了を報告した。
「神戸CH準優勝でした。沢山の応援ありがとうございました!!」
「そして今大会で今シーズンが終了しました。とても長い1年でしたが、とても充実した1年だったと思います。良い時も悪い時も常に支えてくれたチームの皆に感謝したいです」
「1年間沢山の応援ありがとうございました!また来年強くなって戻ってきます」
島袋は今シーズンを世界ランク264位でスタート。
1月のバンコク・オープン3(タイ/ノンタブリー、ハード、ATPチャレンジャー)でチャレンジャー大会初優勝を果たすと、5月のKIA チュニス・オープン(チュニジア/チュニス、レッドクレー、ATPチャレンジャー)でも優勝を飾った。
世界ランキングでTOP200に入った島袋は6月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で四大大会の予選に初めて出場すると、予選3試合に勝利し四大大会初挑戦で本戦出場を果たした。
さらに勢いは止まらず、ラッキールーザーで本戦入りした8月のムバダラ・シティ・オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、ATP500)でツアー本戦初白星を飾ると、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)でも予選を突破し四大大会で2大会連続の本戦出場を果たした。
9月には国別対抗戦デビスカップのワールドグループ1「日本vsイスラエル」(イスラエル/テルアビブ、室内ハード)で日本代表としてシングルス2試合に出場。自身は1勝1敗としたものの、チームは2勝3敗で敗れ悔しさも味わった。
その後アスタナ・オープン(カザフスタン/アスタナ、ハード、ATP250)に出場した島袋は、予選決勝で
ダニエル太郎を破り本戦入りし16強入り。この結果、大会後の世界ランキングでは自己最高の135位を記録した。
10月に日本で行われた木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス(日本/東京、ハード、ATP500)では1回戦で
C・ガリン(チリ)に敗れ初戦敗退となったものの、今季最後の大会として臨んだ兵庫ノア・チャレンジャーで準優勝を飾り、飛躍を遂げた2023年シーズンを終えた。
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