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悪夢の再現で準Vも「今は夢見てる」

メドベージェフ
準優勝のメドベージェフ
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は28日に男子シングルス決勝が行われ、第3シードのD・メドベージェフは第4シードのJ・シナー(イタリア)に6-3, 6-3, 4-6, 4-6, 3-6の逆転で敗れ、大会初優勝を逃すと共に2021年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に次ぐ2度目の四大大会制覇とはならなかった。試合後、メドベージェフは「今、僕はこれまで以上に夢を見ている」と語った。

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同大会では2021年と2022年に準優勝を飾っている27歳で世界ランク3位のメドベージェフ。初制覇を狙う今大会は3試合のフルセットマッチを含む6試合を勝ち抜き、2年ぶり3度目の決勝進出を果たした。

決勝戦、開始からメドベージェフは強烈なショットで主導権を握ると第1セットでは2度のブレークを果たし先行する。第2セットでも勢いに乗るメドベージェフは2度のブレークに成功。第7ゲームでこの試合初のブレークを許したものの、2度目のサービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームをキープし、2セットアップと優勝に王手をかける。

しかし、ここからシナーの反撃を受ける。第3セットは終盤までサービスキープを続け迎えた第10ゲームでブレークを奪われ1セットを返される。さらに第4セットも終盤の第10ゲームでブレークポイントを握られると、シナーに強烈なフォアハンドショットを決められブレークを許し、2セットオールに追いつかれる。

迎えたファイナルセット、第6ゲームでブレークポイントをシナーに握られると、最後は強烈なフォアハンドウィナーを決められブレークされる。その後メドベージェフはブレークバックを果たせず、3時間44分で力尽きた。

この結果、四大大会決勝の通算成績が1勝5敗となったメドベージェフ。全豪オープンにおいては3度目の準優勝となった。

2022年大会の決勝でもR・ナダル(スペイン)に対し2セットアップから逆転で敗れる悪夢で優勝を逃したメドベージェフは当時「夢を見るのをやめた」と失意のコメントを残していたが、今回の試合後の会見で2022年大会での発言を念頭に心境を語った。

「(2022年とは)気持ちも違うし、状況も違うと思う。今、僕はこれまで以上に夢を見ている。今日だけではなくて、人生全般においてね」

「でも、もう夢を見ている子供ではないね。それは今の僕自身であって、夢を持ち自分の現在と将来のためにできることすべてをしている27歳だよ。僕はそれが大好きだ。だから決勝に進めたんだ。勝ちたかった。惜しかった。惜しかったよね?上手く言えないけど、遠くなかったよ」

今大会、決勝戦を含め5セットマッチを4試合こなし、24時間以上コートに立っていたメドベージェフは身体的に厳しかったことを認めたものの、会見では「今シーズン、次のステップに進む準備はできている。力強いスタートを切れたよ」と前を向いた。

一方、勝利したシナーは四大大会初タイトルとなった。




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