国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

ジョコ怒り「面と向かって言ってみろ」

ジョコビッチ
ジョコビッチ
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は17日に男子シングルス2回戦が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク43位のA・ポピリン(オーストラリア)を6-3, 4-6, 7-6 (7-4), 6-3で破り、同大会マッチ30連勝を達成するとともに、2年連続16度目の3回戦進出を果たした。ジョコビッチはこの試合の第4セットで野次を飛ばす観客に怒りをあらわにし「ここに来て、面と向かって言ってみろ」と応戦した。

>>【動画】ジョコビッチが野次を飛ばした観客に詰め寄ったシーン<<

>>ジョコビッチ、アルカラスら全豪オープン組合せ<<

36歳で世界ランク1位のジョコビッチが同大会に出場するのは2年連続19度目。昨年も含め全豪オープンでは過去10度の優勝を飾っており、2019年から同大会マッチ28連勝で今大会を迎えた。

同大会11度目の優勝と、四大大会通算25勝目を狙うジョコビッチは、1回戦で予選勝者で同187位のD・プリシュミッチ(クロアチア)を4時間1分の激闘の末に6-2, 6-7 (5-7), 6-3, 6-4で下し、連勝を29に伸ばして2回戦に駒を進めた。

2回戦の第1セット、ジョコビッチは第6ゲームまでに3度のブレークポイントを逃すも、第8ゲームでブレークに成功。直後の第9ゲームをキープし先行する。

第2セット、第4ゲームでジョコビッチはミスが重なりポピリンにこの日初めてのブレークポイントを与えると、これをものにされ先にブレークを許す。相手のサービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームでブレークバックを果たしたジョコビッチだったが、第10ゲームで再びポピリンにセットポイントとなるブレークポイントを与えると、最後は前に詰めたところをポピリンにロブで頭上を抜かれてしまい、1セットオールに追いつかれる。

第3セット、両者キープを続け迎えた第10ゲームでジョコビッチはセットポイントとなるブレークポイントをポピリンに4度握られるもこれを全てしのぎ勝負をタイブレークに持ち込む。タイブレークではジョコビッチが2度のミニブレークに成功し、勝利まであと1セットとする。

第4セット、このセットも序盤は両者キープを続ける展開に。第5ゲーム開始時には観客の野次に苛立ちをみせたジョコビッチが「ここに来て、面と向かって言ってみろ」と観客に詰め寄る場面もあったが、プレーに戻りこのゲームをキープ。直後の第6ゲームでジョコビッチはブレークに成功すると、このリードを守り切り3時間11分に及ぶ激闘の末に3回戦進出を決めるとともに、同大会30連勝を成し遂げた。

試合後の会見でジョコビッチは野次に応戦した場面について語った。

「コート上で、特にあのコーナーや反対側のコーナーから、いろいろなことを言われた。僕は試合のほとんどの時間それを我慢していた。でももう十分だと思い、彼に『降りてきて、面と向かってそれを言いたいのか』と尋ねた」

「対峙するにあたって、残念ながら彼には降りてくる勇気がなかった。それが僕が彼に尋ねたことだ。勇気があるなら、そんなにタフな男なら、降りてきて面と向かって言って、そしてそれについて話し合う」

「彼は遠くから謝っていた。それだけだ」

さらに、観客の中に今回のような人物がいると腹が立つか問われこう続けた。

「腹は立つね。僕はそれがすべて良いことだと言うつもりはない。良くないことだ。もちろん腹は立つ。イライラする。でも、ありのままを受け入れるしかないんだ」

「誰かが一線を越えたとき、僕は許せないことがある。それはそれ。そういうことなんだ。みんな夜遅くにお酒を飲んで、それもまた、彼らの気持ちや振る舞いに影響を与えるんだろうね」

「それはいいんだ。みんなチケットを払って僕らを見に来るんだ。彼らはショーを見たいんだ。楽しみたいんだ。そうすることは許されている。僕が誰かを会場から退場させるよう頼んだことはないという点では、何の問題もない。僕は主審に誰かを退場させるように頼んだことは一度もないんだ」

「彼はチケットを払っているのだから、その場にいて言いたいことを言い、振る舞いたいように振る舞う権利がある。でも誰かが一線を越えたら、あの男にしたように、僕は相手にそれをぶつけるつもりだ。あの男にもそうしたように、僕はその人に向かって、もっと近くに来て僕に話したいことを話したいかどうか尋ねるつもりだ。彼のように僕を怒らせ、侮辱したらね」

「それだけだ。彼はあまり降りてきたがらなかった。そういうことだ」

勝利したジョコビッチは3回戦で、第30シードのT・M・エチェベリー(アルゼンチン)と対戦する。エチェベリーは2回戦で同76位のG・モンフィス(フランス)を下しての勝ち上がり。

[PR]1/14(日)~1/28(月) 全豪オープンテニス WOWOWで連日生中継!
WOWOWオンデマンドでは日本人選手の試合を全試合ライブ配信予定


■WOWOWオンデマンドはこちら>




■関連ニュース

・ジョコ「錦織の復帰を願っている」
・マレー敗退で失意、引退も示唆
・「決勝でジョコと対戦したい」

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2024年1月18日9時40分)

その他のニュース

5月7日

引退表明もシュワルツマン予選突破 (22時39分)

ジョコ、ナダルらに次ぐ5人目の記録 (21時30分)

望月慎太郎 世界463位に屈し初戦敗退 (20時00分)

【1ポイント速報】望月慎太郎 1回戦 (18時35分)

西岡良仁とダニエル太郎 その差わずか (18時06分)

錦織圭 Jr大会の表彰式サプライズ登場 (16時56分)

今年も開催!白子テニスフェスティバル (15時02分)

準Vオジェ 約7ヵ月ぶりトップ20へ (12時44分)

テニス習慣・ライフスタイルアンケート実施中 (12時05分)

世界1位の女王 老舗雑誌の表紙に再登場 (11時01分)

世界5位に全仏欠場の可能性「調子は良いけど…」 (10時03分)

ジョコvsナダル、ローマでの実現は? (8時27分)

西岡良仁 ローマ初戦は世界46位に決定 (7時19分)

島袋将 18歳新鋭と対戦も途中棄権 (0時37分)

5月6日

ダニエル太郎 世界135位に屈する (23時57分)

引退発表の翌日に激闘制す (22時35分)

【1ポイント速報】島袋将 18歳新鋭と対戦 (21時21分)

【1ポイント速報】ダニエル太郎、シュワルツマンら初戦 (21時20分)

大坂なおみ 初戦は世界45位に決定 (18時57分)

引退シュワルツマン 錦織圭らとの戦績 (17時59分)

3試合以上できる!混合ダブルス大会開催 (14時31分)

世界2位、欠場に苦しい思い吐露 (13時10分)

「両足が痙攣」激闘の末に準V (12時07分)

大坂なおみ 24上げて173位浮上 (11時05分)

ビッグカップルが交際に終止符 (10時05分)

元世界8位が来年限りで引退 (9時04分)

4連敗不調からのマスターズ制覇 (8時06分)

5月5日

マドリッドOP 新王者誕生へ (22時41分)

内島萌夏 第1シード撃破しV (21時26分)

アルカラス21歳に BIG3と比較 (19時06分)

「女子テニスは退屈」まだ言える? (17時38分)

錦織圭&全豪Jr王者の坂本怜が練習 (16時13分)

初中~中級 男子シングルス大会開催 (15時23分)

全チーム賞金獲得!団体戦開催 (15時23分)

内田海智 通算2度目の複V (15時02分)

2000年代生まれで男女初の20勝目 (12時39分)

シングルス主戦場の2人が複制覇 (11時32分)

世界2位&3位が負傷で欠場 (10時05分)

2連覇逃し準Vも「ポジティブ」 (9時27分)

死闘の末リベンジ果たし20度目V (8時28分)

錦織圭 6日開幕チャレンジャー欠場 (7時20分)

5月4日

内島萌夏 逆転勝ちで決勝進出 (14時54分)

大坂なおみ 全仏OP前哨戦 会場入り (12時14分)

ガスケ 第1シード撃破も4強ならず (11時03分)

苦悶の表情浮かべ無念の棄権 (9時41分)

前代未聞 3試合で相手棄権し決勝へ (8時31分)

マスターズ5度目の決勝進出 (7時33分)

【動画】錦織圭 笑顔で表彰式に登場 (0時00分)

【画像】シフィオンテクが表紙を飾った「ELLE」 (0時00分)

【動画】21歳となったアルカラスのスーパープレー集、ナダルやジョコビッチとの対戦も (0時00分)

【動画】頂上決戦!シフィオンテクvsサバレンカ 異次元の戦い (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!