国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

「僕に勝つためには最高のテニスが必要」

ノヴァーク・ジョコビッチ
世界ランク1位のジョコビッチ
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスの最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)は19日、シングルス決勝が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第4シードのJ・シナー(イタリア)を6-3, 6-3のストレートで破って優勝を飾るとともに、同大会最多となる通算7度目のタイトル獲得を果たした。試合後の会見ではシナーや世界ランク2位で20歳のC・アルカラス(スペイン)、そしてアルカラスと同い年のH・ルーネ(デンマーク)ら若手選手へメッセージを送った。

>>【動画】ジョコビッチ優勝の瞬間<<

Nitto ATPファイナルズは今季の獲得ポイント上位8選手が出場するシーズン最後の大会。8選手が4名ずつに分かれ予選ラウンドロビンを戦い、各グループの上位2名が準決勝に駒を進める。

予選ラウンドロビンで同じグループで、そのときはシナーが7-5, 6-7 (5-7), 7-6 (7-2)のフルセットの末に勝利していたこのカード。5日ぶりの再戦となったが、この日はジョコビッチが試合を支配することとなった。

決勝戦、ジョコビッチは13本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに91パーセントの高い確率でポイントを獲得。2度のブレークチャンスをシナーに与えたものの、これを凌いだ。リターンゲームでは8度のブレークポイントのうち3度でブレークに成功、1時間43分で予選ラウンドロビンでのリベンジを果たした。

今季は、36歳にして全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)などを制覇し、8度目となる年間最終世界ランク1位、そして1位在位期間で通算400週に到達するなど、前人未到の快挙を成し遂げ続けているジョコビッチ。

その王者を止める存在として22歳のシナーや20歳のアルカラスとルーネら新世代の台頭が期待されている。

ジョコビッチは優勝後の会見で若手選手たちへのメッセージを語った。

「彼らが僕と対戦するとき、僕に勝つためには彼らの最高のテニスが必要だということを感じてもらいたい。対戦相手にそう感じてもらいたいのは間違いないよ。それが精神的に試合に臨むのに役立つからね」

「最大の舞台で勝てば勝つほど、このようなオーラは増していくと思うし、そうなるのがうれしいのは間違いない。もちろんそれだけで試合に勝つことはできないが、少しは得られるかもしれない。小さなきっかけをね」

「頑張りたいと思う限り、頑張るつもりだ。大きな舞台で彼らに勝つことができる限り僕はまだ進み続けるだろう。なぜやめる必要がある? 彼らが僕のお尻を蹴り始めたら考えるだろう。プロテニスからは少し休憩するか、もしかしたら永久に休止するかもしれないね」

しかし今は来年に迫ったパリオリンピックへモチベーションが高まっていると付け加えた。

「四大大会とオリンピックの金メダルを獲得できるだろうね(笑)。僕は常に最高の野心と目標を持っている。それは来年も変わらない。それは確かだ。僕が持っている意欲はまだそこにある。特に、このスポーツ最大のトーナメントに対するモチベーションは今でも残っているよ。それが今でも僕に前進を続けるインスピレーションを与えてくれる。結局のところ、人は大きなトーナメントでの自分のパフォーマンスを見ているけど、そこまでの過程である何週間、そして何ヵ月も見ているわけではない。毎日、毎週、献身的に努力して、自分のピークを達成したい場所で持ってこられるようフォームを構築しようとしている。僕にとって、それらは明らかにグランドスラムとNitto ATPファイナルズ、そしてオリンピックだ」




■関連ニュース

・ジョコ 最終戦Vで3つの大記録更新へ
・シナー「来シーズンに繋がる」
・ATP最終戦、賞金は史上最高額

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2023年11月20日14時01分)

その他のニュース

11月6日

西岡良仁8強入り 次戦は日本勢対決 (17時52分)

【1ポイント速報】西岡良仁vsジュン  (15時50分)

内山靖崇 逆転負けで8強ならず (15時42分)

世界222位 番狂わせで8強 (15時33分)

ジョコ 過小評価されている選手明かす (15時01分)

【1ポイント速報】内山靖崇vsグルニエ (13時35分)

島袋将 完勝で2週連続8強入り (13時19分)

最終戦 初出場で4強「ふさわしい」 (10時10分)

大坂なおみ 来季開幕戦に出場決定 (9時14分)

ワウリンカ下し最終戦出場へ望み繋ぐ (8時11分)

11月5日

女子最終戦 残り1枠かけ直接対決 (15時17分)

涙ジョコビッチ 恩師の死を悼む (14時35分)

フィリピン史上初の快挙でトップ50入り (13時29分)

激闘制し4年連続の最終戦4強王手 (11時15分)

坂詰姫野 ダブルベーグルで勝利 (10時07分)

西岡良仁 日本人対決制し初戦突破 (8時51分)

ジョコ 3度目の正直で初戦突破 (8時07分)

11月4日

前週V島袋将 2年ぶり初戦突破 (21時20分)

キリオスvsサバレンカ 異色対決実現 (16時16分)

【1ポイント速報】島袋将・内山靖崇ら1回戦 (15時35分)

内山靖崇 19歳に快勝し初戦突破 (15時17分)

男子最終戦 残すは最後の1枠に (14時37分)

ダニエル太郎 第1シードに逆転負け (12時42分)

ワウリンカ 逆転勝ちで初戦突破 (10時27分)

世界2位に逆転勝ちで最終戦初4強 (8時24分)

【動画】アニシモワ 初の最終戦4強!シフィオンテク撃破の瞬間! (0時00分)

【動画】ムセッティがワウリンカ撃破!逆転勝利の瞬間! (0時00分)

11月3日

大坂なおみ 世界57位→16位で今季終了 (16時49分)

望月93位 錦織119位、最新世界ランク (15時44分)

高校生運営の国際大会、無事閉幕 (14時44分)

齋藤咲良 完勝で単複2冠達成 (12時15分)

23年ぶり インドネシア勢がツアー優勝 (11時20分)

望月慎太郎 逆転負けで本戦逃す (10時08分)

前年女王 ダブルフォルト17本で黒星 (9時12分)

シナー 初Vで世界1位奪還 (8時23分)

【動画】ジョコビッチ 難敵撃破し初戦突破!勝利の瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!