男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATPマスターズ)は28日、シングルス予選1回戦が行われ、世界ランク73位の
綿貫陽介がワイルドカード(主催者推薦)で出場した同194位のG・ムぺシ ペリカール(フランス)を6-4, 6-7 (8-10), 6-3のフルセットで破り、初戦突破を果たした。
>>ジョコ、アルカラスらパリマスターズ組み合わせ<<>>全日本 男子シングルス組合せ<<>>全日本 女子シングルス組合せ<<2試合に勝利すると30日に開幕する本戦への出場権が手に入るこの予選。
この試合、綿貫は第1セット第1ゲームでブレークに成功すると、その後はファーストサービスが入ったときに85パーセントの高い確率でポイントを獲得し、ムぺシ ペリカールに1度も挽回のチャンスを与えることなく先行する。
第2セットも主導権を握った綿貫は第9ゲームで2度のブレークポイントを握るもこれを決め切れずにタイブレークへ。2度のマッチポイントを迎えるもここもものにできずにいると、8-7から3ポイント連取を許しセットカウント1-1に追いつかれる。
それでも綿貫はファイナルセット、6本のサービスエースを決めるなどムぺシ ペリカールに最後までブレークを許さず。リターンゲームでは第8ゲームにブレークを奪い、2時間3分で勝利した。
予選決勝では第4シードの
西岡良仁と対戦する。西岡は1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク172位のT・ドロゲ(フランス)を3-6, 7-6 (7-4), 6-2の逆転で破っての勝ち上がり。
綿貫と西岡はツアー本戦での対戦はないものの、チャレンジャー大会などで3度対戦しており、西岡の2勝1敗となっている。直近では昨年1月のテニス・オハイオ・チャンピオンシップス(アメリカ/コロンバス、ハード、ATPチャレンジャー)1回戦で顔を合わせ、西岡がストレート勝ちをおさめた。
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