女子テニスのCymbiotika サンディエゴ オープン(アメリカ/サンディエゴ、ハード、WTA500)は16日、シングルス決勝が行われ、第4シードの
B・クレチコバ(チェコ)が世界ランク93位の
S・ケニン(アメリカ)を6-4, 2-6, 6-4のフルセットで破り、今季2勝目を飾ると共にキャリア7勝目を挙げた。
>> マクラクラン/上杉ペア登場の第3試合 1ポイント速報<<今季、2月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、WTA1000)で優勝した27歳のクレチコバ。しかし、直近では全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)を含む3大会で初戦敗退を喫していた。
元世界ランク4位で24歳のケニンと対戦した決勝戦の第1セット、クレチコバはファーストサービスが入ったときに80パーセントの高い確率でポイントを獲得。2度のブレークを許すもリターンゲームでは3度のブレークを奪い先行する。
しかし、続く第2セットでは第1ゲームでいきなりブレークを許したクレチコバ。第4ゲームで1度、第6ゲームで4度のブレークバックのチャンスを掴むも活かせず。第7ゲームで2度目のブレークを許し、セットカウント1-1に追いつかれる。
迎えたファイナルセット、互いにサービスキープを続け終盤へ。第9ゲームでは15-40とされ4度のブレークポイントを握られるも全て凌いだクレチコバ。直後の第10ゲームでは2本目のマッチポイントとなるブレークポイントをものにし、2時間38分の激闘を制した。
また、同日にはダブルス決勝も行われており、
K・シニアコバ(チェコ)とのペアで第1シードとして出場したクレチコバは
D・コリンズ(アメリカ)/
C・バンデウェイ(アメリカ)組を6-1, 6-4のストレートで下し、単複2冠を達成。ペアとしては5月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)以来のタイトル獲得となった。
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