テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は2日に男子シングルス3回戦が行われ、第1シードの
C・アルカラス(スペイン)が第26シードの
D・エヴァンス(イギリス)を6-2, 6-3, 4-6, 6-3で下し、3年連続3度目のベスト16進出を果たした。試合後のオンコートインタビューでアルカラスは元世界ランク1位の
R・フェデラー(スイス)以来の同大会連覇への想いを口にした。
>>【動画】アルカラスのスーパーショット、エヴァンスはラケット投げつけ呆然<<>>アルカラス、ジョコビッチら全米OP組合せ<<アルカラスは今大会、1回戦で世界ランク75位の
D・ケプファー(ドイツ)の途中棄権により2回戦に進むと、2回戦では同177位の
L・ハリス(南アフリカ)をストレートで下し3回戦に駒を進めた。
昨年の全米オープンでアルカラスは優勝を飾っており、今大会は2004年から2008年まで同大会5連覇を成し遂げた元世界ランク1位のフェデラー以来となる全米オープン連覇を狙っている。
3回戦の第1セット、アルカラスは序盤から4ゲーム連取を果たし先行すると、第2セットも3度のブレークを奪い順調に2セットアップとする。
しかし第3セットではエヴァンスが調子を上げ、アルカラスは第7ゲームでブレークを許し1セットを返される。
第4セットでもエヴァンスのプレーをなかなか崩せずにいたアルカラスだったが、第6ゲームでこのセット初めてのブレークポイントを握ると、フォアハンドのスーパーパッシングショットを放ちブレークに成功。これにはエヴァンスもラケットを投げつけ天を仰いだ。
このリードを最後まで守ったアルカラスは途中エヴァンスのプレーに苦戦はしたものの、3時間11分でベスト16進出を果たした。
試合後のオンコートインタビューでアルカラスはフェデラー以来の全米オープン連覇への想いを語った。
「ロジャー(フェデラー)以来、この大会でタイトルを防衛した選手がいないことは知っている。ロジャーと一緒に、この大会の歴史の一部になりたいと思ってるよ」
勝利したアルカラスは4回戦で世界ランク61位の
M・アルナルディ(イタリア)と対戦する。アルナルディは3回戦で第16シードの
C・ノリー(イギリス)をストレートで破っての勝ち上がり。
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