女子テニスのハンブルグ・ヨーロピアン・オープン(ドイツ/ハンブルグ、レッドクレー、WTA250)は29日、シングルス決勝が行われ、第7シードの
A・ルス(オランダ)がワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク207位のN・ノハ アクゲ(ドイツ)を6-0, 7-6 (7-3)のストレートで破り、ツアー大会初優勝を果たした。今年2月に父親を亡くした33歳のルスはオンコートインタビューで「このトロフィーは父に捧げたい」と明かした。
>>【動画】33歳ルスがツアー初優勝を決めた瞬間<<>>錦織、西岡ら出場、次週開幕ムバダラ・シティ・オープン組合せ<<>>錦織vsハリス 1ポイント速報<<世界ランク60位のルスは今季、ITF大会で2度の優勝と1度の準優勝、WTA125大会で2度の優勝を飾っている。
今大会では1回戦で世界ランク99位の
V・トモワ(ブルガリア)、2回戦で同66位の
N・ポドロスカ(アルゼンチン)、準々決勝で同167位のE・リーズ(ドイツ)、準決勝で同147位の
D・サビル(オーストラリア)を下し決勝進出を決めた。
決勝戦の第1セット、ルスはファーストサービスが入ったときに75パーセントの確率でポイントを獲得。ノハ アクゲに1ゲームも取られることなくベーグルで制し、先行する。
続く第2セット、第1ゲームでブレークを許したルスだったが直後の第2ゲームでブレークバックに成功。その後、第10ゲームでは2度のマッチポイントとなるブレークポイントを活かせず、タイブレークに突入。1ポイント目からミニブレークを許すも怒涛の6ポイント連取で6-1とリード。ルスは3度目のマッチポイントをものにし、1時間45分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにルスのコメントを掲載し「一日中緊張していたので、とても長い一日だった。でも、いいテニスができたし、たくさんの観客ととてもいい雰囲気の中で、素晴らしい決勝戦ができたので満足しているわ」と語った。
「長い年月を経てツアー初タイトルを獲得できたことを誇りに思う」
一方、敗れた19歳のノハ アクゲはツアー本戦初出場で優勝とはならなかった。
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