男子テニスのシカゴ・チャレンジャー(アメリカ/シカゴ、ハード、ATPチャレンジャー)は12日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク501位の
錦織圭が第6シードで同215位の
A・ガラルノー(カナダ)(カナダ)を7-6 (7-3), 6-1のストレートで破り、復帰後3大会連続で初戦突破を果たした。
>>錦織らシカゴCHの組合せ<<>>錦織 2回戦 1ポイント速報<<>>ジョコビッチ、アルカラスらウィンブルドン組合せ<<世界ランク4位で33歳の錦織は昨年1月に受けた股関節の手術や度重なる足首の負傷によりツアーを長期離脱。しかし、2021年10月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)以来の復帰戦となった先月のカリビアン・オープンでは5試合に勝利。復帰大会で即優勝という成果を得て、世界ランクも昨年10月以来 約8ヵ月ぶりに復活した。
復帰2大会目となった前週のクランブルック・テニス・クラシック(アメリカ/ブルームフィールドヒルズ、ハード、ATPチャレンジャー)では初戦突破を果たしたものの、2回戦では第3シードの
D・クドラ(アメリカ)にフルセットの末に敗れ、復帰後初黒星を喫していた。
互いに最初のサービスゲームをキープして始まったこの試合、第3ゲームで錦織はネット際の攻防を制してブレークチャンスを握ると、最後はガラルノーのフォアハンドがアウトになりブレークに成功する。第6ゲームでは3ポイント連取を許し0-40とピンチを招くと、フォアハンドがネットにかかりブレークバックを許してしまうが、直後の第7ゲームで再びチャンスを握ると、ガラルノーが痛恨のダブルフォルトを犯しリードを奪う。
しかし、サービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲーム、15-40とピンチを迎えるとガラルノーに強烈なリターンを放たれ、錦織は返球できずにブレークバックされてタイブレークに突入する。
タイブレークでは先にミニブレークを許し追いかける展開になるも、ラリー戦を制し追いつき3-3に。その後も一進一退の攻防となるが錦織がネットに詰めてボレーを決め2度目のミニブレークに成功しリード。最後はガラルノーのフォアハンドがアウトになりセットを取得する。
第2セット、第1ゲームをラブゲームでキープした錦織は勢いそのままに第2ゲームで先にブレークに成功。このセットではファーストサービスが入ったときに89パーセントの確率でポイントを獲得するなど1度もブレークポイントを与えることなく、序盤5ゲームを連取し圧倒。1時間23分で勝利した。
2回戦では世界ランク277位のJ・マッケイブ(オーストラリア)と同302位のS・マンスーリ(チュニジア)にどちらかと対戦する。
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