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全サーフェスVで初TOP10

フランシス・ティアフォー
優勝を決めた瞬間のティアフォー
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)は18日、シングルス決勝が行われ、第3シードのF・ティアフォー(アメリカ)が世界ランク21位のJ・シュトルフ(ドイツ)を4-6, 7-6 (7-1), 7-6 (10-8)の逆転で破り、芝大会初優勝を果たすとともにツアー通算3度目のタイトルを獲得した。

>>【動画】ティアフォー 芝大会で初優勝を決めた瞬間<<

25歳のティアフォーは今大会、初戦となった2回戦でJ・レヘチカ(チェコ)、準々決勝で第6シードのL・ムセッティ(イタリア)、準決勝でM・フチョビッチ(ハンガリー)を下し決勝進出を決めた。

決勝戦の第1セット、互いにサービスキープが続くも第7ゲームでシュトルフにブレークを許したティアフォー。リターンゲームでは1度もブレークチャンスを掴めず、先行される。

続く第2セット、再びサービスキープが続くと第10ゲーム、ティアフォーが3度のセットポイントとなるブレークポイントを握る。しかし、これを活かせずタイブレークに突入。それでも開始から5ポイントを連取したティアフォーが1セットオールに追いつく。

迎えたファイナルセット、両者1度もブレークポイントを握られずサービスをキープしタイブレークにもつれ込む。シュトルフに1本のマッチポイントを握られるも凌いだティアフォーは3本目をものにし、2時間9分の熱戦を制した。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにティアフォーのコメントを掲載し「彼(シュトルフ)のサーブはとても良く、3セットともブレークすることができなかったけど、最後まで諦めずに頑張った。これで3つのサーフェス全てでタイトルを獲得することができたよ」と語った。

また、6月19日付の世界ランキングで順位を2つ上げキャリアハイとなる10位とし初のトップ10入りしたことについては「とても感動的だ。願わくば、ずっとこのままいたいね」と明かしている。

ティアフォーはこれまで2018年2月のデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)と今年4月のフェイズ・サロフィム&Co.米男子クレーコート選手権(アメリカ/ヒューストン、クレー、ATP250)で優勝しており、今大会を制したことで全サーフェスでタイトルを獲得した。

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(2023年6月19日19時42分)

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