28日に開幕する全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は18日にSNSを更新し、同大会の欠場と長期の休養に入ること、そして2024年シーズンで現役引退の意向を示した
R・ナダル(スペイン)に対してメッセージをつづった。
>>全仏OPからナダルへのメッセージ<<>>チチパスらBNLイタリア国際 組合せ・結果<<36歳のナダルは1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)2回戦で左股関節付近を痛めながら
M・マクドナルド(アメリカ)と対戦し、ストレート負け。その後、全治6〜8週間を要することを発表しツアーを離脱すると、3月20日付のATP世界ランキングでは約18年ぶりにトップ10から陥落した。
しかし、その後も復帰の目途は立たず4ヵ月が経過。全仏オープンの欠場を発表するとともに、2024年シーズンについて「最後の年になる」と語った。
全仏オープンでは、2005年に初優勝を飾ってから昨年までで14度の優勝を誇る絶対王者に君臨。通算成績は1度の試合前棄権を除いて112勝3敗。勝率は驚異の97パーセントを誇る。今回の欠場により、18年連続で出場を果たしていた記録が途切れることとなる。
全仏オープンはナダルに対しメッセージをつづった。
「この決断がどれほど大変なものであったかは想像に難くありません。今年のローランギャロスであなたがいないのは、間違いなく寂しいことです。コートでより強くなって戻ってくるために、体に気をつけてください。来年、パリでお会いできることを祈っています」
過去10年間では、ナダルが7度、
N・ジョコビッチ(セルビア)が2度、
S・ワウリンカ(スイス)が1度タイトルを獲得してきた同大会。今年は誰がトロフィーを掲げるのか注目される。

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