男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は28日、シングルス2回戦が行われ、予選勝者で世界ランク105位の
M・アルナルディ(イタリア)が第3シードの
C・ルード(ノルウェー)を6-3, 6-4のストレートで破り、「ATPマスターズ1000」初の3回戦進出を果たした。
>>西岡、アルカラスらマドリッドOP組合せ<<>>シフィオンテクらマドリッドOP組合せ<<今季はチャレンジャー大会で2度優勝している22歳のアルナルディ。前週のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)では予選2試合を勝ち抜き本戦出場。1回戦で
J・ムナル(スペイン)を下し2回戦進出を果たしていた。
ムチュア・マドリッド・オープンは今回が初出場であり、予選2試合を勝ち抜き本戦入り。1回戦では同じく予選を勝ち上がった
B・ペール(フランス)を6-1, 3-6, 7-6 (8-6)のフルセットで下し、「ATPマスターズ1000」本戦初勝利を飾った。
世界ランク4位のルードとは初対戦となったこの日、アルナルディは33本のウィナーを決めファーストサービスが入ったときに80パーセントの確率でポイントを獲得。
第1セットでは1度のブレークを許すもリターンゲームでは2度のブレークに成功し先行する。続く第2セットでは第1ゲームでいきなりブレークに成功。その後は1度のブレークポイントを握られるも凌ぎ、1時間33分で勝利。トップ10から初白星を挙げた。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにアルナルディのコメントを掲載し「なんと言っていいのか分からない。バルセロナではとてもいいプレーをしていた。でも、ここでは全く異なるね。ボールが高く跳ねるので最初は嫌だった。少し苦戦したよ。でも今日はスタジアムのおかげなのか、プレッシャーなのか、よく分からないけど人生で最高の試合をした」と語った。
勝利したアルナルディは3回戦で世界ランク88位のムナルと対戦する。ムナルは2回戦で第30シードの
T・フリークスポール(オランダ)と対戦したが、7-6 (7-3)と先行した時点でフリークスポールが棄権したため勝ち上がりを決めた。
同日には第1シードの
C・アルカラス(スペイン)、第5シードの
A・ルブレフ、第6シードの
H・ルーネ(デンマーク)、第10シードの
K・ハチャノフ、第12シードの
H・フルカチュ(ポーランド)、第28シードの
西岡良仁らが3回戦に駒を進めている。
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