男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は27日にシングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク93位の
D・ティーム(オーストリア)がプロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)で出場している同498位の
K・エドモンド(イギリス)を6-4, 6-1のストレートで破り、初戦突破を果たした。
>>西岡、アルカラスらマドリッドOP組合せ<<2021年以来2年ぶりの出場となる元世界ランク3位のティーム。同大会は8度目の出場で、最高成績は2017年、2018年の準優勝。
ティームとエドモンドは2度目の顔合わせで、最初に対戦したのは2017年4月のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)2回戦でその時はティームが6-1, 6-4のストレートで勝利している。
この日の第1セット、互いにサービスキープが続くも、ティームは第8ゲームから3ゲームを連取し、48分で先行する。続く第2セット、ファーストサービスが入った時に100パーセントの確率でポイントを獲得したティームは3度のブレークに成功し、1時間22分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでティームのコメントを紹介している。
「このコートが大好きで、素晴らしい思い出があるし、ここで素晴らしい試合をしたんだ。結果的にはこれが僕のベストな大会なので、その評価を高めるために努力する時だと思う」
「かつての僕はクレーコートでは非常にタフな選手だった。今はそうではないけれど、調子が上がってきて、状態を取り戻している実感があるんだ」
勝利したティームは2回戦で第4シードの
S・チチパス(ギリシャ)と対戦する。この一戦について「とても楽しみにしているんだ。彼のことはとても好きなんだ。彼は信じられないような選手で、彼の試合を見るのが好きだ。彼はとてもエレガントだし、僕たちは何度か素晴らしい対戦をしてきた」
同日には、世界ランク59位のT・マルティン・エチェベリー、同73位の
C・ガリン(チリ)、同96位の
A・シェフチェンコ(カザフスタン)、同99位の
ジャン・ジジェン(中国)、同112位の
R・サフィウリン、同117位の
綿貫陽介が2回戦へ駒を進めた。
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