男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は10日、ダブルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場する
P・チチパス(ギリシャ)/
S・チチパス(ギリシャ)組が
G・ディミトロフ(ブルガリア)/
H・フルカチュ(ポーランド)組を7-6 (7-3), 6-7 (4-7), [10-5]のフルセットで破り、初戦突破を果たした。
>>ジョコビッチvsガクホフ 1ポイント速報<<>>ジョコビッチらモンテカルロ組合わせ<<チチパス兄弟がペアを組み出場するのは今季3度目。1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では2回戦敗退、2月のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)では初戦敗退となっている。
この日の第1セット、互いにブレークチャンスを与えず、サービスキープが続きタイブレークに突入。先にミニブレークに成功したチチパス兄弟は合計3度のミニブレークを奪い、先行する。
続く第2セット、チチパス兄弟は第1ゲームから3ゲームを連取するも第5ゲームでブレークバックを許す。終盤となった第11ゲームで2度目のブレークを奪われるも直後の第12ゲームでブレークバックに成功し、再びタイブレークにもつれ込む。しかし、開始から4ポイントを連取され、セットカウント1-1に追いつかれる。
迎えた10ポイントマッチのファイナルセット、チチパス兄弟は2度のミニブレークに成功。サービスゲームでは1度もミニブレークを許さず、1時間46分の接戦を制した。
勝利したチチパス兄弟は2回戦で第3シードの
M・アレバロ(エルサルバドル)/
JJ・ロジェール(アンティル)組と対戦する。上位4シードのペアは1回戦免除のため、アレバロ/ロジェール組はこの試合が初戦となる。
同日には第5シードの
I・ドディグ(クロアチア)/
A・クライチェック(アメリカ)組、第7シードの
R・ボパンナ(インド)/
M・エブデン(オーストラリア)組、
T・フリッツ(アメリカ)/
H・ルーネ(デンマーク)組、F・マルティン(フランス)/ A・ミース(ドイツ)組が2回戦に駒を進めている。
なお、S・チチパスはシングルスに第2シードとして出場。大会3連覇を目指し、初戦となる2回戦で世界ランク48位の
B・ボンズィ(フランス)と顔を合わせる。
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