男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は16日、シングルス準々決勝が行われ、第8シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)は第1シードの
C・アルカラス(スペイン)に4-6, 4-6のストレートで敗れ、大会初のベスト4進出とはならなかった。試合後にSNSを更新したオジェ アリアシムは「2024年に戻ってきて、さらに良いものにしたい」と思いをつづり大会を後にした。
>>アルカラス、メドベージェフらBNPパリバOP組合せ<<>>シフィオンテクらBNPパリバOP組合せ<<22歳のオジェ アリアシムは2019年に記録した3回戦がBNPパリバ・オープンでおさめた最高の成績。今大会は初戦の2回戦で世界ランク120位の
P・マルティネス(スペイン)、3回戦で第27シードの
F・セルンドロ(アルゼンチン)、4回戦で第17シードの
T・ポール(アメリカ)を下し大会初のベスト8進出を果たした。
過去の対戦成績ではアルカラスに対し3勝0敗と負けなしだったオジェ アリアシム。この試合も序盤からストロークの打ち合いとなるなか、第5ゲームでブレークを許すと、自身はブレークチャンスを握ることができないままセットを落とす。
第2セット、第1ゲームでブレークされ苦しい立ち上がりになったが、直後の第2ゲームでこの日初めてブレークに成功しイーブンに戻す。その後は互いにサービスゲームのキープを続けるも、第9ゲームでブレークを許し、2時間で力尽きた。
オジェ アリアシムは今大会、シングルスで8強入りするなかダブルスでも
D・シャポバロフ(カナダ)とのペアでベスト8に進出。単複で4強入りとはならなかったものの、好成績を残した。
試合後にインスタグラムを更新したオジェ アリアシムは「インディアンウェルズでの思い出と、いくつかの前向きな要素を胸に、この大会を後にする。もう2024年に戻ってきて、さらに良いものにしたいと熱望している。1週間を通して、愛とサポートを示してくれたカナダのファンの皆さん、ありがとうございました」とコメントした。
今後は22日に開幕するマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)に出場を予定している。
一方、勝利したアルカラスは準決勝で第11シードの
J・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは準々決勝で第4シードの
T・フリッツ(アメリカ)をフルセットで下しての勝ち上がり。
>>オジェアリアシムのインスタグラム<<
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