男子テニスで元世界ランク1位の
R・フェデラー(スイス)は先月31日にSNSを更新。母国スイスの芸術家であるウーゴ・ロディオーネ氏の彫刻モデルを密かに務めていたことを明かした。
グランドスラムを20回制覇したフェデラーはひざの負傷の影響もあり2021年6月のウインブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)を最後にツアーを離脱。昨年9月に開催されたレーバーカップ(イギリス/ロンドン、室内ハード)をもって、現役生活に終止符を打った。
今回、インスタグラムを更新した41歳のフェデラーは「この2年間、僕は同郷の有名な芸術家であるウーゴ・ロディオーネと共に仕事をし、より深いレベルで芸術を発見するユニークな機会を得た。この素晴らしい体験と、クレディ・スイス(世界有数の金融機関)がそれを実現するためにどのような手助けをしたかを、皆さんと共有できることを誇りに思う」とコメント。
2020年、怪我でプレーができなかったフェデラーはロディオーネの彫刻モデルに。下着姿で吊り下げられ、体を特殊な材料で覆うなどしアートの作成に協力した。このアート作品は、2022年のヴェネツィア・ビエンナーレ(イタリアのヴェネツィアで1895年から開催されている現代美術の国際美術展覧会)で公開された。
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