テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は11日、女子シングルスの予選2回戦が行われ、予選第32シードで世界ランク139位の
日比野菜緒が同151位のM・ビョークルンド(スウェーデン)を6-1, 4-6, 7-6 (10-3)のフルセットで破り、4年連続の本戦出場に王手をかけた。
>>野口vsエスコベド 1ポイント速報<<>>杉田vsナヴァ 1ポイント速報<<>>綿貫vsククシュキン 1ポイント速報<<3試合に勝利すると、16日に開幕する本戦に出場できるこの予選。日比野は1回戦で世界ランク161位の
L・キリコ(アメリカ)を7-6 (7-3), 2-6, 7-6 (10-5)のフルセットで下し、予選2回戦進出を果たした。
この日の第1セット、日比野はファーストサービスが入ったときに85パーセントの高い確率でポイントを獲得し、1度もブレークチャンスを与えず。リターンゲームでは3度のブレークに成功し、わずか27分で先行する。
しかし、続く第2セットでは互いにサービスキープが続くも第9ゲームでビョークルンドに初のブレークを許し、セットカウント1-1に追いつかれる。
迎えたファイナルセット、第1ゲームでいきなりブレークを許した日比野だったが、第6ゲームでブレークバックに成功。その後、第9ゲームで2度目のブレークを奪われるも直後の第10ゲームでは2度のマッチポイントを凌ぎ、再びブレークバックに成功する。そして第10・第11ゲームで互いにブレークを奪い合い10ポイントマッチのタイブレークに突入。日比野は序盤で6ポイント連取に成功し、2時間14分の激闘を制した。
勝利した日比野は予選決勝で予選第4シードの
C・ブクサ(スペイン)(スペイン)と対戦する。ブクサは予選2回戦で世界ランク159位の
A・クルーガー(アメリカ)を6-2, 6-0のストレートで下しての勝ち上がり。
今回の予選には女子では日比野の他に
本玉真唯、
内藤祐希、
土居美咲、男子では
綿貫陽介、
内田海智、
野口莉央、
杉田祐一の計8名の日本勢が出場。9日、10日に行われた予選1回戦では日比野、本玉、土居、綿貫、内田、野口、杉田が2回戦に駒を進めた一方で内田と内藤は予選敗退となった。
11日には予選2回戦に駒を進めた日本勢6選手が登場。しかし、土居は試合前に棄権を表明。本玉はストレート負けを喫し予選決勝進出を逃した。
また、16日に開幕する本戦には、男子は世界ランク33位の
西岡良仁と同95位の
ダニエル太郎、女子は同118位の
内島萌夏がワイルドカード(主催者推薦)で出場することが決まっている。
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