男子テニスの国別対抗戦デビスカップファイナルズ(スペイン/マラガ、室内ハード)は大会3日目の24日、イタリアvsアメリカの準々決勝が行われ、イタリアが2勝1敗でアメリカを下しベスト4進出を果たした。
デビスカップファイナルズはグループステージを勝ち抜いた8チームが争うトーナメント形式の大会で、22日から27日にかけて開催。第1・第2試合はシングルス、第3試合はダブルスが行われ、オーストラリアとクロアチアがすでに4強入りを決めている。
第1試合には世界ランク45位の
L・ソネゴ(イタリア)と同19位の
F・ティアフォー(アメリカ)が登場。ソネゴはファーストサービスが入ったときに84パーセントの高い確率でポイントを獲得するなどブレークを許さないプレーを披露し、6-3, 7-6 (9-7)のストレートで勝利した。
4強入りに王手をかけたイタリアだったが、第2試合では世界ランク23位の
L・ムセッティ(イタリア)が同9位の
T・フリッツ(アメリカ)に6-7 (8-10), 3-6のストレートで敗戦。ムセッティは重要な局面でのダブルフォルトなどが響き、2度のブレークを許した。
1勝1敗で迎えたダブルスでは
S・ボレッリ(イタリア)/
F・フォニーニ(イタリア)組と
T・ポール(アメリカ)/
J・ソック(アメリカ)組が激突。各セット1度ずつブレークに成功したイタリアペアが反撃を1度も許さず1時間21分で勝利。2勝1敗としてベスト4入りを決めた。
イタリアは準決勝で、カナダとドイツのどちらかと対戦する。
【イタリア】
L・ムセッティ
L・ソネゴ
F・フォニーニ
S・ボレッリ
【アメリカ】
T・フリッツ
F・ティアフォー
T・ポール
J・ソック
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