男子テニスのヨーロピアン・オープン(ベルギー/アントワープ、室内ハード、ATP250)は22日にシングルス準決勝が行われ、第2シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)が世界ランク82位の
R・ガスケ(フランス)を7-6 (7-2),7-6 (7-3)のストレートで破り、今季ツアー3勝目に王手をかけた。
>>全日本 男子シングルス組合せ・結果<<>>全日本 女子シングルス組合せ・結果<<この試合、オジェ アリアシムは22本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに85パーセントの高い確率でポイントを獲得。ガスケに1度もブレークチャンスを与えないプレーを見せたものの、リターンゲームではガスケのストロークに苦しみブレークを奪うことができずタイブレークへ。タイブレークでは第1・第2セットともに1度もミニブレークすら許すことなく2時間1分で勝利をおさめた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはオジェ アリアシムのコメントが掲載された。
「もしサーブがうまくいかなかったら勝つのは難しかったと思うよ。サーブはサービスゲームを簡単に切り抜け、その後もチャンスを与えてくれたんだ。でも、彼(ガスケ)は本当にいいプレーをしていたよ。彼は何年もツアーに参加しているのに、まだとてもいいプレーをしている。僕が良いプレーをできたのは彼がプッシュしてくれたおかげだ。このスポーツの偉大なリーダーであり、素晴らしいお手本なんだ」
前週のユニクレジット・フィレンツェ・オープン(イタリア/フィレンツェ、ハード、ATP250)で今季2勝目をあげたオジェ アリアシム。ツアー2週連続優勝をかけた決勝戦では世界ランク36位の
S・コルダ(アメリカ)と対戦する・コルダは準決勝で同132位の
D・ティーム(オーストリア)を逆転で下しての勝ち上がり。
一方、敗れたガスケは今シーズン初のツアー決勝の舞台に駒を進めることはできなかった。
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