男子テニスのアスタナ・オープン(カザフスタン/ヌルスルタン、ハード、ATP500)は7日、シングルス準々決勝が行われ、第3シードの
S・チチパス(ギリシャ)が第7シードの
H・フルカチュ(ポーランド)を7-6(10-8), 6-3のストレートで破り、準決勝進出を決めた。
>>ジョコビッチ、メドベージェフらアスタナOP 組合せ・結果<<>>フリッツ、ティアフォーら楽天OP 組合せ・結果<<チチパスは8月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で
D・ガラン(コロンビア)に敗れて1回戦敗退。約1ヶ月半ぶりのツアー大会出場となった今大会は2回戦で予選から出場した世界ランク152位のL・ナルディ(イタリア)を7-6 (7-2), 7-6 (7-3)のストレートで破り、ベスト8に進出した。
一方のフルカチュは、2回戦で世界ランク43位の
A・ブブリク(カザフスタン)を6-4, 6-4で下して準々決勝に駒を進めた。
チチパスとフルカチュの対戦は9度目で、これまでチチパスが6勝2敗とリード。直近の対戦は2021年4月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)準々決勝で、その際はフルカチュが2-6, 6-3, 6-4のフルセットで勝利している。
序盤から拮抗した展開となったこの試合の第1セット、チチパスは1度もフルカチュにブレークポイントを与えず。一方のフルカチュはチチパスに与えた8度のブレークポイントを全て凌ぎ、タイブレークに突入する。
タイブレークに入るとフルカチュが先にミニブレークに成功し、ポイント6-3でセットポイントを握る。チチパスが3ポイント連取で6-6と追いつくと、その後フルカチュが7-6、8-7と2度セットポイントを掴むもチチパスが追いつく。チチパスは計5度のセットポイントを凌ぎ、最後は3ポイント連取で第1セットを奪った。
第2セットも互いにサービスキープが続く展開となるも、第8ゲームでチチパスがこの日唯一のブレークに成功。サービングフォーザマッチの第9ゲームをラブゲームで締めて1時間41分で勝利を掴んだ。
勝利したチチパスは準決勝で、第5シードの
A・ルブレフと対戦する。両者は10度目の対戦で、チチパスの5勝4敗。直近では今年5月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)の準々決勝で対戦し、チチパスが6-3, 2-6, 6-4のフルセットで勝利している。
チチパスの試合後のコメントが男子プロテニス協会のATP公式サイトに掲載され、ルブレフ戦について言及している。
「彼(ルブレフ)はとてもハードにボールを打ってくる。でも僕は自分のゲームに集中するつもりだ。しっかり準備をして、事前にイメージを作って臨むよ」
また同日には第2シードの
D・メドベージェフと世界ランク21位の
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、第4シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と同18位の
K・ハチャノフによる準々決勝がナイトセッションに組まれ、4強が出揃う。
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