テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は2日、男子シングルス3回戦が行われ、第5シードの
C・ルード(ノルウェー)が第29シードの
T・ポール(アメリカ)を7-6 (7-3), 6-7 (5-7), 7-6 (7-2), 5-7, 6-0のフルセットで破り、大会初の4回戦進出を果たした。
>>セリーナvsトムヤノヴィッツ 1ポイント速報<<>>メドベージェフvsウー 1ポイント速報<<5年連続5度目の全米オープン出場となったルードは昨年大会、
B・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)に敗れ2回戦敗退。最高成績は2019年の3回戦進出となっている。
今大会の1回戦では世界ランク601位の
K・エドモンド(イギリス)、2回戦では同117位の
T・ファン・ライトーフェン(オランダ)を下して勝ち上がった。
この試合の第1セット、序盤で3ゲーム連取に成功したルードだったが第7ゲームでブレークバックを許しタイブレークに突入。それでも3度のミニブレークに成功し先行する。続く第2セットでも互いに1度ずつブレークを奪いタイブレークへ。ルードは2度のミニブレークを奪われ、セットカウント1-1に追いつかれる。
第3セット、第11ゲームで2度目のブレークを許したルードだったが、ポールのサービング・フォー・ザ・セットとなった第12ゲームでブレークに成功。またしてもタイブレークにもつれ込むも3度のミニブレークに成功し、セットカウント2-1と勝利に王手をかける。
しかし、第4セットでは互いにサービスキープが続くも第12ゲームでブレークを許し2セットオールとなる。迎えたファイナルセット、ルードは1ゲームも取られることなくベーグルで制し、4時間23分の死闘の末に勝利した。
ルードは試合後の会見で「1日に4時間以上テニスをすることはあまりない。明らかに挑戦だった。でも、気分はよかったし、フィジカル的にもよかった。それはとてもうれしいことだね。試合はとても接戦で、ずっと一進一退だった」と語った。
「ファイナルセットでは、とても良いスタートを切ることができ、それを続けていくことができた。その時のレベルには、とても満足している。体もその分持ちこたえたしね」
勝利したルードは4回戦で世界ランク112位の
C・ムーテ(フランス)と対戦する。ムーテは3回戦で同66位の
P・カチーン(アルゼンチン)を6-3, 4-6, 6-2, 7-5で下しての勝ち上がり。
同日には第13シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)、第27シードの
K・ハチャノフ、世界ランク39位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)が4回戦へ駒を進めている。
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