テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は29日、女子シングルス1回戦が行われ、元世界ランク1位で現605位の
S・ウィリアムズ(アメリカ)が同80位の
D・コビニッチ(モンテネグロ)を6-3, 6-3のストレートで下し、2回戦へ進出した。セリーナは試合後、「自分ができるベストを尽くすだけよ」と語った。
>>大坂 なおみvsコリンズ 1ポイント速報<<>>大坂、セリーナら全米OP女子 組合せ・結果<<グランドスラム通算23勝、史上初の単複ゴールデンスラム達成、全米オープンでは6度の優勝を誇るセリーナは今大会、ツアー長期離脱選手への救済制度(スペシャルランキング=SR)で出場。
セリーナは今月9日に自身のSNSと雑誌のインタビュー記事を通じて今大会限りでの現役引退を示唆しており、今大会での動向に注目が集まっている。また今大会には姉の
V・ウィリアムズ(アメリカ)とダブルスへも出場する。
センターコートのアーサー・アッシュスタジアムのナイトセッション第1試合として行われたコビニッチとの一戦は、満員の観客がセリーナを大声援で後押しする。
第1セット、序盤2ゲームを連取したセリーナは、逆に3ゲームを連取される。コビニッチに流れが傾いたかと思われたが、セリーナがブレークバックをして4ゲーム連取で第1セットを先取する。
第2セット、セリーナが第5ゲームでブレークに成功すると第9ゲームもブレークし、コビニッチをストレートで退けた。
セリーナは試合のオンコートインタビューで、「私はいつも自分ができるベストを尽くすだけよ」と語った。
「このコートで皆の前で、とても心地よく過ごすことができるわ。コートに立てば、その日できる限りのベストを尽くしたい。本当にそれしかできないの」
またスタジアムを埋め尽くした満員の観客について「観客は熱狂していたわ。本当に助けになった」とコメント。
引退を示唆したことについて問われると、「ええ、とても難しい決断だったわ。 何かに熱中しているとき、そして何かをとても愛しているとき、そこを立ち去ることは常に難しいことだと思う。歩かないより、歩いた方が辛いと思うこともある。私の場合はそうだった。どうしようかと少し悩んでいたの」と答えた。
勝利したセリーナは2回戦で、第2シードで世界ランク2位の
A・コンタベイト(エストニア)と初めて対戦する。
また同日に行われた女子シングルス1回戦では、第3シードの
M・サッカリ(ギリシャ)、第5シードの
O・ジャバー(チュニジア)、第12シードの
C・ガウフ(アメリカ)、第14シードの
L・フェルナンデス(カナダ)、第15シードのB・ハダッドマイア、第17シードの
C・ガルシア(フランス)、第18シードの
V・クデルメトバ、第20シードの
M・キーズ(アメリカ)、第23シードの
B・クレチコバ(チェコ)、第29シードの
A・リスケ(アメリカ)、第31シードの
S・ロジャース(アメリカ)らが2回戦へ駒を進めた。
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