テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は24日、男子シングルス予選1回戦が行われ、世界ランク169位の
内田海智が元世界ランク29位の
D・セラ(イスラエル)を6-3, 6-3のストレートで破り、2回戦に進出した。23日に28歳の誕生日を迎えていた内田は試合後、自身のSNSを通じてファンからのバースデーメッセージが「非常に力になりました」とつづった。
>>内田vsバグニス 1ポイント速報<<>>土居vsカダントゥ 1ポイント速報<<内田は今季、6月のオエイラス・オープン3(ポルトガル/オエイラス、クレー、ATPチャレンジャー)でチャレンジャー大会で自身2度目の優勝を飾ると、8月のアビエルト・デ・テニス・ミフェル(メキシコ/ロスカボス、ハード、ATP250)で、初のツアー本戦出場を果たした。
内田は今大会がグランドスラム通算4度目の出場で、これまで未勝利。全米オープンは3年ぶり2度目の挑戦となった。一方、現在37歳のセラは全米オープンに3年ぶり11度目の出場で、過去6度本戦2回戦進出を果たしている。
初顔合わせとなったこの試合、第1セットは内田がゲームカウント2-3で迎えた第6ゲームから4ゲームを連取して先行する。
内田は第2セット、第2ゲームでブレークに成功し、このリードを守ってグランドスラム予選で初勝利を飾った。
内田は試合後に自身のTwitterを更新し、「(23日の)誕生日の際は皆さん沢山のメッセージありがとうございました!この場を借りてお礼申し上げます。非常に力になりました。そして28歳初勝利とグランドスラム予選初勝利、自分自身に良いプレゼントが出来たかな⁈ 引き続き明日の2回戦も頑張ります」と投稿した。
内田は2回戦で、予選第8シードで世界ランク106位の
F・バグニス(アルゼンチン)と対戦する。両者は今回が初顔合わせ。現在32歳のバグニスはこれまで全米オープンに11度出場し、昨年は1回戦で
ダニエル太郎をストレートで破り、自己最高の3回戦進出を果たした。
内田とバグニスの予選2回戦は現地25日の第5試合に組まれている。第1試合は日本時間26日0時(現地25日11時)に開始予定。
日本勢では世界ランク56位の
西岡良仁と同95位のダニエル太郎が本戦にストレートイン。両選手ともに過去7度出場し、最高成績は2回戦進出となっている。
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