男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は16日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク157位の
B・チョリッチ(クロアチア)が予選を勝ち上がった同33位の
L・ムセッティ(イタリア)を7-6 (7-2), 6-3のストレートで破り、2020年以来2年ぶり5度目の初戦突破を果たした。これにより、第2シードの
R・ナダル(スペイン)は初戦となる2回戦でチョリッチと対戦することとなった。
>>ナダル、メドベージェフらW&Sオープンの組合せ・結果<<>>シフィオンテクらW&Sオープンの組合せ・結果<<元世界ランク12位のチョリッチは先月のハンブルグ・ヨーロピアンオープン(ドイツ/ハンブルグ、レッドクレー、ATP500)で今季ツアー初の8強入りを果たしたものの、前週のナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)では初戦敗退となっていた。
この試合の第1セット、序盤で3ゲームを連取されたチョリッチだったが、第7ゲームでブレークバックに成功。タイブレークに突入すると3度のミニブレークを奪い先行する。
続く第2セットではファーストサービスが入ったときに100パーセントの確率でポイントを獲得。1度もブレークポイントを握られず、リターンゲームでは第8ゲームでブレークに成功し、1時間53分で勝利した。
勝利したチョリッチは2回戦で第2シードのナダルと対戦する。今大会の上位8シードは1回戦免除のため、ナダルはこの試合が初戦となる。
両者は5度目の顔合わせで2勝2敗。最後の対戦は2017年のナショナル・バンク・オープンの2回戦であり、ナダルが6-1, 6-2のストレートで勝利している。
同日には第10シードの
J・シナー(イタリア)、第11シードの
T・フリッツ(アメリカ)、世界ランク20位の
A・デ ミノー(オーストラリア)らが2回戦に駒を進めた。
■関連ニュース
・ナダル「最後まで戦えるよう」・ナダル 今は「健康維持」が1番・ナダル シンシナティ会場で練習■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング