テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は30日、女子シングルス2回戦が行われ、第16シードの
S・ハレプ(ルーマニア)が世界ランク190位の
K・フリッペンス(ベルギー)を7-5, 6-4のストレートで破り、2019年以来6度目の3回戦進出を決めた。またこの結果、今大会をもってシングルスから引退することを公表していたフリッペンスは、同一戦が最後の試合となった。
>ハレプらウィンブルドン女子 組合せ<<>>ジョコビッチらウィンブルドン男子 組合せ<<2019年に同大会を制覇したハレプは、第1ゲームからフリッペンスとブレークを奪い合うと最後は4度のブレークを奪い先行する。第2セットでは2度のブレークに成功。約1時間25分の一戦を制した。
ハレプは試合後、フリッペンスへ祝福のメッセージを送った。(WTA公式サイト掲載)
「今日の試合は私の試合ではなく、間違いなく彼女の試合よ。彼女との最後の試合ができて、本当に嬉しいわ。本当におめでとうと言いたい。あなたがいなくなるのは寂しいけど、これからもがんばってほしい。休みが第一。今までありがとう」
また、フリッペンスは次のように語った。
「今日みたいな『さよなら』を夢見ていた。シモナ(ハレプ)のようなチャンピオンからもう少しで1セットを奪うところだった。彼女のようなチャンピオンと、あるいは他の選手と、もう最高のプレーができないわけではないの。ただ36歳という年齢で、浮き沈みの激しいキャリアの中で多くのことを経験してきた。私にとっては完璧な終わり方だった」
なお、勝利したハレプは3回戦で世界ランク92位の
M・フレッチ(ポーランド)と対戦する。
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