テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は2日、女子シングルス準決勝が行われ、第18シードの
C・ガウフ(アメリカ)が世界ランク59位の
M・トレヴィサン(イタリア)を6-3, 6-1のストレートで破り、初の決勝進出を果たした。ガウフは試合後、女王
I・シフィオンテク(ポーランド)との決勝戦について「ずっと決勝で対戦したいと思っていた」と語った。
>>シフィオンテクvsガウフ 1ポイント速報<<>>シフィオンテクら全仏OP女子組合せ・結果<<準々決勝では、 2017年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)女王の
S・スティーブンス(アメリカ)を7-5,6-2のストレートで下し、グランドスラム初のベスト4進出を決めた18歳のガウフ。
この日は、第6ゲームまで2度のブレークをトレヴィサンと奪い合うと、第7ゲームからガウフが3ゲームを連取。50分で第1セットを先行する。
続く第2セット、勢いに乗ったガウフは終盤に2度のブレークを奪って今度は4ゲームを連取。1時間28分で勝利を掴み、初のグランドスラム決勝進出を決めた。
勝利したガウフは決勝戦で第1シードのシフィオンテクと対戦する。世界ランク1位のシフィオンテクは、準決勝で第20シードの
D・カサトキナを6-2, 6-1のストレートで破り、2年ぶり2度目の決勝進出を果たした。
ガウフの試合後のコメントが女子テニス協会の公式Twitterに掲載され、シフィオンテクとの対戦について「ずっと決勝で対戦したいと思っていた」と語った。
「イガ(シフィオンテク)はもっと下のランクの頃から知っているけれど、今1位になってもテニス以外は何も変わっていないわ。コートの外では、記者会見で皆さんが見ているような素敵な人よ。それは本当に重要なことで、なかなか見られないことだと思う」
「彼女と対戦できるのは本当にうれしい。ずっと決勝で対戦したいと思っていたし、ジュニアの頃からいずれは実現すると思っていた。ただ、こんなに早く実現するとは思っていなかったわ」
21歳のシフィオンテクと18歳のガウフはこれが3度目の顔合わせで、これまでシフィオンテクが2勝。直近では3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)の3回戦で対決し、6-3, 6-1でシフィオンテクが勝利している。
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