男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ（モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000）は１２日、シングルス１回戦が行われ、第１０シードのＴ・フリッツ（アメリカ）がワイルドカード（主催者推薦）で出場している世界ランク４３０位のＬ・カタリーナ（モナコ）を6-7 (6-8), 7-6 (7-5), 6-4の逆転で破り、２０１９以来約３年ぶりの初戦突破を決めた。

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先月のBNPパリバ・オープン（アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000）決勝で世界ランク４位のＲ・ナダル（スペイン）を6-3, 7-6(7-5)で下し、２年９ヶ月ぶりとなるツアー２勝目を飾ったフリッツ。

この日の第１セットは、お互いに３度ずつブレークを奪いタイブレークに突入。フリッツは２度のミニブレークを許し、５６分で第１セットを落とす。

続く第２セット、両者は２度ずつブレークを奪い、再びタイブレークに突入。フリッツは２度のミニブレークに成功し、１時間１分で１セットオールに追いつく。

迎えたファイナルセットの第１ゲーム、先にブレークを許したのはフリッツだったが、第７ゲームから４ゲーム連取に成功し、２時間３９分で勝利した。

フリッツは２回戦で、世界ランク２２位のＭ・チリッチ（クロアチア）と対戦する。チリッチは１回戦でワイルドカード（主催者推薦）で出場している世界ランク２５４位のＪＷ・ツォンガ（フランス）をストレートで下しての勝ち上がり。

同日に行われた１回戦では、第３シードのＳ・チチパス（ギリシャ）、第１６シードのＬ・ソネゴ（イタリア）、世界ランク２７位のＤ・エヴァンス（イギリス）、同２９位のＧ・ディミトロフ（ブルガリア）、同４５位のＰ・マルティネス（スペイン）、同４６位のＡ・ダビドビッチ フォキナ（スペイン）、同４７位のＤ・ゴファン（ベルギー）、同８３位のＬ・ムセッティ（イタリア）らが２回戦へ進出した。

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・フリッツ MS初の決勝進出
・フリッツ ナダル連勝止め優勝
・フリッツ 最終戦ランク3位浮上


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