男子テニスのデルレイビーチ・オープン・バイ・ヴィタコストドットコム(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)は16日、シングルス2回戦が行われ、第4シードの
T・ポール(アメリカ)が予選から出場した世界ランク267位の
D・イストミン(ウズベキスタン)を6-2,6-0のストレートで破り、初のベスト8進出を果たした。この試合の第2セットでポールはスーパーショットを決めポイントを獲得し会場は大歓声に包まれた。
>>YouTube サーブ上達は『トス』が命、初心者もりし 大会出場へ向け素振り100回の課題<<>>ポールらデルレイビーチOPの組み合わせ<<上位4シードは1回戦免除のためこの日が初戦となった24歳のポール。試合は7本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに86パーセントの高い確率でポイントを獲得したポールが、イストミンにブレークを許すことなく完勝。1時間で8強入りを決めた。
また、この試合の第2セット第3ゲームではポールのスーパーショットが決まる。イストミンのサービスゲームとなった第3ゲーム、リターンの時点で体勢を崩され、ネット前にチャンスボールを返してしまったポールはイストミンのフォアハンドショットのコースを読み移動。しかし、ボールは思ったよりもセンターに放たれポールは腕を後ろに伸ばしボールを見ずに返球を行った。
そのボールはイストミンの届かない場所に落ち、ポイントを獲得。15-40としてブレークチャンスを握る大きな得点となった。チャンスを逸したイストミンだったが、このショットには拍手で称え、会場も大きな歓声に包まれた。
男子プロテニス協会のATPが運営するSNS「Tennis TV」のツイッターは今回のスーパーショットを掲載。「確実にショット・オブ・ザ・イヤーになる」と太鼓判を押している。
勝利したポールは準々決勝で世界ランク151位の
S・コズロフ(アメリカ)と対戦する。コズロフは2回戦で同99位の
S・ジョンソン(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
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