テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は22日、男子シングルス3回戦が行われ、第27シードの
M・チリッチ(クロアチア)が第5シードの
A・ルブレフを7-5, 7-6 (7-3), 3-6, 6-3で破り、2020年以来2年ぶり8度目のベスト16進出を果たした。
>>ナダルvsマナリノ 1ポイント速報<<>>全豪OP男女組み合わせ<<第1セット、チリッチは7本のサービスエースを決めファーストサービスが入った時に88パーセントの確率でポイントを獲得。第4・第12ゲームでブレークに成功し先行する。第2セットでは、お互いにサービスキープが続きタイブレークに突入。3度のミニブレークに成功したチリッチがセットカウント2-0とリードを広げる。
第3セット、第3ゲームでブレークし3ゲーム連取に成功したチリッチだったが、13度のアンフォーストエラーを記録。終盤で4ゲーム連取を許し、セットカウント2-1となる。しかし、第4セットでは第4ゲームでブレークに成功。世界6位のルブレフに2時間36分で勝利した。
チリッチは試合後にこの一戦を振り返り、次のようにコメントを残している。
「自分のプレーができたときは本当に自信がある。自分のプレーがそこにあると感じているよ。本当にいいプレーをできている。今日は素晴らしい試合だった。僕はここオーストラリアのグランドスラムレベルで素晴らしい経験をしている。いいプレーができているし挑戦できると感じている。でもそれでも、1試合1試合を大切にしなければならないし、リラックスしてここまでの3試合と同じようにやっていかなければならない」
「今シーズンのスタートは、アデレードで行われた2つのトーナメントだった。 本当に質の高い試合がいくつもあった。そのおかげで、自分のプレーに自信を持つことができた。もし自分がベストを尽くしてプレーしていれば、誰と対戦しようが関係ないし、ツアーに参加しているほとんどの選手に勝つことができる」
「この先も絶対に難しいチャレンジになると思っている。フェリックス(
F・オジェ アリアシム(カナダ))は今シーズン、とてもいいスタートを切っている。ATPカップでも優勝したし、今日のエヴァンス(
D・エヴァンス(イギリス))戦では信じられないようなプレーを見せてくれた。僕たちはお互いのことをよく知っている。どちらが重要なポイントでより良いプレーができるか、そしてどちらがより良い結果を残せるかがポイントになるだろうね。明日は集中し少しリラックスして、前進するつもりだ」
勝利したチリッチは4回戦で、第9シードのオジェ アリアシムと対戦する。オジェ アリアシムは3回戦で第24シードのエヴァンスを6-4, 6-1, 6-1のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
D・メドベージェフ、第4シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第11シードの
J・シナー(イタリア)、第20シードの
T・フリッツ(アメリカ)、第32シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)、世界ランク70位の
M・クレッシー(アメリカ)が16強に駒を進めた。
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