男子テニス最終戦のNitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)は大会6日目の19日、シングルスの予選ラウンドロビン「グリーングループ」の第3戦が行われ、第8シードの
C・ルード(ノルウェー)が第5シード
A・ルブレフを2-6,7-5,7-6 (7-5)の逆転で破り、大会初の決勝トーナメント進出を決めた。
>>Nitto ATPファイナルズ 組合せ<<>>ジョコビッチvsノリー 1ポイント速報<<Nitto ATPファイナルズは、年間の大会獲得ポイント「RACE TO TURIN」の上位8選手が出場するシーズン最後の大会。
4選手ずつグリーングループとレッドグループに分かれて3セットマッチによる総当り戦を行い、勝利数や直接対決の結果、セットの獲得率などによって出された各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出し優勝を争う。
勝利したどちらかのみがベスト4に進出できるこの試合、ともに序盤から強烈なフォアハンドウィナーを放つなど激しいストローク戦となるも、リターンゲームではルブレフにファーストサービスが入ったときに92パーセントの高い確率でポイントを獲得されてブレークチャンスを握ることができずに第1セットを落とす。
第2セットでも第3ゲームで先にブレークされたルードだったが、直後の第4ゲームでこの試合初のブレークを奪い流れを掴むと、第12ゲームでこのセット2度目のブレークに成功しセットカウント1-1に追いつく。
ファイナルセット、互いに譲らず中盤に入るが第5ゲームで再び先にブレークを許す。しかし、直後の第6ゲームではリターンエースを決めブレークバック。迎えたタイブレークではルブレフに豪快なスイングボレーやフォアハンドウィナーを決められポイントを先行されるが、最後まで粘りのプレーを見せたルードが、5度目の直接対決で初めてルブレフを破り、2時間26分の熱戦を制した。
準決勝では「レッドグループ」を1位で通過した第2シードの
D・メドベージェフと対戦する。
また、この試合の結果により第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)ら今大会の決勝トーナメント進出者4名が出揃った。準決勝は日本時間20日に行われる予定。
【Nitto ATPファイナルズ2021 準決勝の対戦カード】
(1)N・ジョコビッチ vs (3)A・ズベレフ
(2)D・メドベージェフ vs (8)C・ルード
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11/14(日)~11/21(日)
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