男子テニスのサンクトペテルブルク・オープン(ロシア/サンクトペテルブルク、室内ハード、ATP250)は30日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク35位の
M・チリッチ(クロアチア)が予選から出場した同69位の
B・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)を6-3,6-3のストレートで破り、2011年以来10年ぶり2度目の決勝進出を果たした。
>>ジョコビッチら パリ・マスターズ組み合わせ<<>>【YouTube】近畿大学に潜入、強さの秘密とは?! 松田龍樹や田口涼太郎らに独占インタビュー<<2011年の同大会では
J・ティプサレビッチ(セルビア)を決勝で下して優勝を飾っていた元世界ランク3位のチリッチ。今大会は第6シードの
K・ハチャノフや第3シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)らを破り、10年ぶりの出場ながら4強に駒を進めていた。
準決勝、チリッチは9本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに87パーセントの高い確率でポイントを獲得。第1シードの
A・ルブレフを準々決勝で下していたファン・デ・ザンスフルプに1度もブレークチャンスを与えることなく、1時間9分で快勝した。
決勝では第5シードの
T・フリッツ(アメリカ)と対戦する。フリッツは準決勝で世界ランク53位の
J・シュトルフ(ドイツ)を逆転で下しての勝ち上がり。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはチリッチのコメントが掲載された。
「明日はタイトルを取れたら最高だね。でも、相手はここ数週間、素晴らしいテニスをしているテイラー(フリッツ)だ。僕はただプレーをして、楽しむだけだよ」
チリッチは今季、6月のメルセデス・カップ(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)で2018年以来となるキャリア19個目のタイトルを獲得。今大会の決勝は今シーズン2個目とキャリア20度目のツアー制覇がかかる一戦となる。
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