テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は8日、男子シングルス準々決勝が行われ、第6シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)は第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)に7-5, 2-6, 2-6, 3-6の逆転で敗れ、2019年以来2年ぶり2度目のベスト4進出を逃した。試合後に「いつものように彼(ジョコビッチ)との対戦は本当に厳しかった」と語った。
>>ジョコビッチvsズベレフ 1ポイント速報<<>>ジョコビッチら 全米OP対戦表<<この試合、17本のサービスエースを決めファーストサービスが入った時に60パーセントの確率でポイントを獲得したベレッティーニ。第1セットの第11ゲームでブレークに成功し先行したものの、その後の3セットを落とし、3時間26分で力尽きた。
試合後の会見でベレッティーニは「コンディションもプレーも良かったけどね。僕がどんなに良いプレーをしても、彼はそれ以上のプレーをする。彼は勝利にふさわしいよ」と語った。
「彼と対戦することはとても名誉なことだと思う。なぜなら、偉大なものを経験できるからだ。(試合後に)彼がやっていることに対して幸運を祈っていると伝えた。僕も彼が成し遂げることを楽しみにしている」
勝利したジョコビッチは準決勝で第4シードの
A・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズべレフは準々決勝で世界ランク46位の
L・ハリス(南アフリカ)を7-6 (8-6), 6-3, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
前日の準々決勝では第2シードの
D・メドベージェフと第12シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)が4強へ駒を進めた。
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