女子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTA1000)は22日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
A・バーティ(オーストラリア)が世界ランク76位の
J・タイシュマン(スイス)を6-3, 6-1のストレートで破り、大会初優勝を果たし、今季5勝目を挙げた。
>>YouTube【清水 悠太】と対決 安定感抜群のストローク披露、インタビュー後編<<>>YouTube【清水 悠太】ラケバ公開、錦織 圭からの助言とは。インタビュー前編<<世界ランク1位のバーティはこの試合、ファーストサービスが入った時に85パーセントの高い確率でポイントを獲得した。リターンゲームでは5度のブレークに成功し、1時間13分で勝利した。
女子プロテニス協会のWTAは通算13個目のタイトルを獲得したバーティのコメントを掲載し「今日の試合では、自分を信じて自信を持ってプレーできたと思う。ボールを追いかけて積極的にプレーし、少しでも走れたことは大きな舞台の決勝戦では重要なことだ」と語った。
また、1月のヤラ・バレー・クラシック(オーストラリア/メルボルン、ハード、WTA500)、3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)、4月のポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)、7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で優勝を果たしているバーティは「シンシナティの厳しい環境の中で試合をしたことで、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に向けてとても良い状態になったと思う」と述べた。
一方、3回戦で第2シードの
大坂なおみ、準々決勝で第10シードの
B・ベンチッチ(スイス)、準決勝で第5シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)を破って決勝進出を果たしたタイシュマンは、今季初タイトルとはならなかった。
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