東京オリンピック(日本/東京、有明テニスの森、ハード)は25日、テニスの男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク69位の
錦織圭が同7位で第5シードの
A・ルブレフを6-3,6-4のストレートで破りオリンピック3大会連続の初戦突破を果たした。
>>錦織、大坂ら東京オリンピック対戦表<<>>錦織vsギロン 1ポイント速報<<錦織はこの日、バックハンドのダウンザラインやサービスエースを決め序盤からウィナーを連発しサービスゲームのキープが続く。ルブレフも強烈なストロークを放つなど一進一退の攻防が繰り広げられるも、第4ゲームでバックハンドの打ち合いからフォアハンドのウィナーを決めブレークに成功。
しかし第7ゲームでは左右に揺さぶられた錦織がミスを重ねブレークバックを許す。それでも積極的に攻め込む錦織はバックハンドウィナーを放ちブレーク。第1セットを先取した。
第2セットに入っても攻め手を緩めなかった錦織は第7ゲームで先にブレークを奪うと、その後も安定感のあるプレーを披露。ルブレフに挽回を許すことなく勝利した。
錦織は2012年のロンドンオリンピック(イギリス/ロンドン、芝)で8強入りを果たすと、2016年のリオデジャネイロオリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)では
R・ナダル(スペイン)を下し銅メダルを獲得している。
2回戦では世界ランク64位の
M・ギロン(アメリカ)と対戦する。ギロンは1回戦で同98位の
N・ゴンボス(スロバキア)をフルセットで下しての勝ち上がり。
同日行われた1回戦では、世界ランク55位の
西岡良仁が第12シードの
K・ハチャノフに逆転で敗れ姿を消した。同110位の
ダニエル太郎と同114位の
杉田祐一は前日の1回戦で敗れているため、男子シングルスに出場している日本勢では錦織が唯一初戦突破を果たすこととなった。
また、
マクラクラン勉と組んでいるダブルスは2回戦に駒を進めており、単複での活躍が期待される。
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